亀屋大和で、絶品のみたらし団子と味噌餡入りの柏餅を食べる / 東京 東神田 1600年代には存在

東京駅のお隣である神田駅近辺にも、様々な老舗が残っています。少し下町の雰囲気も残す神田にある老舗店にお伺いしました。

1600年代には創業、東京で創業の老舗和菓子店の中で最も歴史が長い和菓子店の一つ 亀屋大和

馬喰町駅から徒歩5分ほど、東日本橋から徒歩6分ほどの場所にある 亀屋大和。江戸中期に創業された同店の詳しい歴史は分からないそうですが、1657年の明暦の大火で焼失した、という記録があるそうなので、少なくとも1600年代には創業を開始。現在は9代目の方が運営されている、東京発のお店としては最も歴史が古いお店の一つです。
※亀屋大和さん以外の1600年代に東京で創業された和菓子店についてはページ下部でまとめております。

前置きが長くなりましたが、こちらが店舗外観。ビルの一角に突然古いお店が出てきます。ビルにリニューアルされた際に、前のお店で使っていたガラス戸をそのまま利用したため、こんな感じの昔ながら外観が守られているのだそう。 ガラス戸がカッコよかったので少し寄り目のカットを。こういうガラス戸には浪漫を感じますよね。 中に入りました。ディスプレイには各種お菓子が並んでいます。水ようかんもどら焼きも美味しそう…。 今回はみたらし団子をチョイス。お餅がふわっふわで、甘みタップリのタレが最高。今やこういうお菓子こそが贅沢だよなぁ。 もう一つ買ったのが柏餅。こちらを購入したのは、「うちのは味噌餡をつかっているんですよ」というお店の方のお薦めがきっかけ。味噌餡、気になるじゃないか…。 こちらが柏餅。ピンクな外観は珍しめではあるけれど、さほど変わりはない印象もありますよね。が、中身はこんな感じで味噌餡入っているんです。白みそを使われているので、あまーい感じがあって美味い。味噌の甘さと味の深さが凄くバランスが良い。これはハマる味だなぁ。

亀屋大和さんは、以前馬喰町を歩いていた時に発見し、今度行こう!とメモをしておいたお店でした。その時はこんなに歴史があるお店とは知らずに…。このサイトでは歴史あるお店を沢山紹介してきておりますが、東京で創業され他和菓子屋さんとしては、亀屋大和さんが最も古い店舗の一つになっています(亀屋大和さんの創業年が分からないので断定はできないのですが)。

同じ1600年代の創業であれば、湯島の寛永年間創業の壺屋総本店さん、浅草の仲見世にある1675年創業の金龍山浅草餅本舗さん、三田にある元祿年間創業の秋色庵大坂家さん、辺りが東京発の最古参かなと。創業年だけでいえば、明石町にある1349年創業の塩瀬総本家さんが古いですが奈良県で創業されているので、東京創業、という意味では外れちゃうのですよね。

まだまだ調べが足らないだけ、の可能性は高いのですが、「この和菓子屋さん、東京創業で1500年代だよ!」等あれば是非おしえて頂きたいです。古いお店行きたいし、紹介したいのです。

———亀屋大和 基本情報———-
〇創業年 1600年代には存在
〇営業時間
・9:00~18:00
※日曜・祝日 定休日 / 土曜日不定休
〇住所
東京都千代田区東神田1丁目14-10
(公式サイト)⇒東京都千代田区にある創業江戸中期の和菓子屋 亀屋大和

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