釜鶴ひもの店の天使のえび・あじ・えぼ鯛・ほっけの干物 / 静岡 熱海市 江戸末期創業 (1800年代)

静岡県最東部の伊豆半島東側基部で相模灘に面し神奈川県と接する熱海(あたみ)市は、1937年(昭和12年)田方郡熱海町と賀茂郡・田方郡多賀村が合併して発足し、1957年(昭和32年)に田方郡網代町を編入して現市域となりました。古くからの湯治の地であり、江戸時代は天領で明治以降は別荘保養地として栄え、戦後の高度経済成長期には団体客・新婚旅行客で賑わう一大温泉観光地として発展しました。元の地名は“阿多美(阿多美郷”でしたが、海中から熱い湯の湧出することや“あつうみが崎”の通称から江戸時代までには“熱海”と表記されるようになりました。市街地で奈良期以来の熱海温泉の他に、役小角(役行者)発見と伝わる伊豆山温泉(走り湯)・万葉集に詠まれた北端(泉地区)の伊豆湯河原温泉・南東部で漁業地区の網代温泉・伊豆多賀温泉など市内各地域に多くの温泉地があります。橙・網代の鮮魚介・干物・養殖わかめや銘菓(温泉饅頭・羊羹等)等の特産品・名物があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが複数残っています。

江戸末期創業、干物店として始まりレストランを開業した 釜鶴ひもの店

本町商店街のバス亭から徒歩2分ほど、熱海駅から徒歩12分ほどの場所にある 釜鶴ひもの店。元々は網元であった釜鳴屋平七氏は、重税で苦しむ漁民のために時の代官・江川太郎佐衛門氏に直訴したものの首謀者として命を落とされてしまいます。その釜鳴屋平七氏の三男である鶴吉氏が江戸末期に立ち上げたお店が釜鶴ひもの店となります。現在も本店では干物の販売を行いながら和食店・天ぷら店も経営されています。

という、釜鶴ひもの店さんから干物5点セットを購入しました。あじ2・天使の海老2・えぼ鯛1・ほっけ1・いわしめざし1のセットです。 まずはホッケから。味が柔らかく、味が詰まってて美味しい! そして、いわしのめざし。独特の苦味があって良いですよね。

あじの開きです。鉄板の味ですね。 そして、釜鶴ひもの店さんの名物の1つ天使の海老。ニューカレドニアさんの海老を利用されているとのこと。 焼き上がりの図です。海老の干物、あまり食べたことないけど、美味しいよね。

久しぶりに干物を食べた気がしますが、日本の郷愁の味、って感じがしますね。鉄板であるアジ・めざし・ほっけも美味しかったですが、何よりやっぱり天使の海老と名付けられた海老の干物が一番でした。頭を残してお味噌汁にしても美味しいそうですよ。また色々買いたいな。

↓楽天だとふるさと納税で出ていますよ。

 

———釜鶴ひもの店 基本情報———-
〇創業年 江戸末期創業 (1800年代)
〇営業時間
・8:30-18:30
※無休
〇住所
静岡県熱海市銀座町10-18
(公式サイト)⇒釜鶴ひもの店/熱海の老舗 こだわり干物を自社製造 販売 通販

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