大阪市中央区は、大阪の伝統的業務地区で、1989年(平成元年)に110年間続いた旧東区と旧南区とが合併して生まれました。旧東区地域は谷町筋の東側が大阪城・難波宮跡や官公庁街で、北東端の城見には弁天島再開発の大阪ビジネスパークがあり、西側は各種産業の大企業本社が軒を連ねるオフィス街です。旧南区地域は堺筋の東側が問屋街と寺町で西側は心斎橋や道頓堀・千日前・宗右衛門町など難波(ミナミ)の繁華街です。歴史と伝統の町の中に老舗の飲食店・和菓子店などが多数残っています。
1910年創業、大阪初で最古の洋食店が産んだ”混ぜカレー”の元祖 自由軒
戎橋のバス停から徒歩2分ほど、近鉄難波駅・大阪メトロ各線の難波駅11番出口からも徒歩2分ほどの場所にある 自由軒。1910年(明治43年)、創業者・吉田四一氏が創業した大阪初・そして最古の洋食店となります。自由軒というお名前は、自由民権運動が起きていた時代背景からつけられたそうです。自由軒さんといえば作家・織田作之助が愛したお店として知られ、「夫婦善哉」の中ではライスカレーとして登場するのが、自由軒の名物カレー(予め混ぜてあるカレー)です。このカレーは炊飯器がない時代でも熱々で提供したいという工夫から生まれたとのこと。夫婦善哉には、日本最古のおでん屋と呼ばれる たこ梅さんも登場していますよ。
という、自由軒さんへ。当初の建物は戦災で焼失しており、二代目・吉田四郎氏が再建されています。20年ぶりぐらいに来ましたが、今は女性ご主人が割と全面に出てる感じなんですね。
ディスプレイの様子。これ見ながらビール飲める気がするほど美味しそう。
学生時代から何度も訪問していますが、結局名物カレー以外食べたことがないダメなファンです。
ちなみに現金オンリー。外国人のお客さんも多いので、日・英・中・韓と4ヶ国語で書かれています。
店内に入りました。懐かしい雰囲気はそのままです。

20年前に通っていた頃も人気店でしたが、ここまでではなかった気も。ちゃんと人気店であり続けるということが素晴らしいですね。

メニューはこんな感じです。大でも1000円を超えない価格感が優しい。一般的なカレーを「混ぜないカレー」と呼ぶのは同店ならでは、ですよね。
名物カレーが届くまでしばし待ちます。壁側には食べ方としてソースをかけて、玉子と混ぜて食べてね、と書いてあります。と、上には織田作好みとも。
ということでやってきました。フォルムが美しい。若干の粉っぽさもあります。それがこのカレーの独自性にはなるんですけど、玉子とソースを混ぜるとその粉っぽさは無くなりますよ。私は素の粉っぽさがある状態も割とすきで、玉子とソース混ぜる前に少しそのまま食べる癖があります。20年ぶりだけど、本当に美味しかった!

と、ここからは2022年にお取り寄せした際の記事です。
という自由軒さんからはレトルトをお取り寄せしました。
フライパンで炒めるだけでできるタイプ6個入りです。

箱の裏側には自由軒の歴史と、作り方が載っています。
箱の中身はシンプル。ご飯と一緒に炒めるルーと、4代目ウスターソースが入っています。
出来上がりには生卵を乗せて完成です。ちょっとピンボケしてますね、
ということでもう一枚。ここにウスターソースかけて混ぜれば完成です!

自由軒は大阪に住んでいた時、難波・心斎橋方面に行く際の定番コースとして伺っていました。あのカレー粉缶を感じる名物カレー、本当に大好きで。私はカレーにウスターソース派ではないのですが、名物カレーはかけて食べるのがやっぱり美味しいと思います。ちなみにレトルトの再現度は結構高いので、個人的にはお気に入りです。とはいえ、店舗に久々に行きたいなぁ。
↓レトルトはまあまあのお値段しますが、食べに行けない距離の人からするとありだと思います。
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———自由軒 基本情報———-
〇創業年 1910年創業 / 明治43年創業
〇営業時間
・11:00~21:20
※月曜日 定休日
〇住所
大阪府大阪市中央区難波3-1-34
(公式サイト)⇒ 大阪名物 自由軒の名物カレー【自由軒オフィシャルサイト】
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