いずみや煎餅店の煎餅片手に、西新井大師周辺を歩く / 東京 西新井 明治中頃創業

足立区西新井は、826年(天長3年)に弘法大師(空海)開基と伝わる総持寺(西新井大師)の門前町として江戸時代に発展しました。総持寺は、平間寺(川崎大師、神奈川県川崎市)・観福寺(観福寺大師、千葉県香取市)と共に“関東三大師(空海を祀る関東厄除け三大師)”の一つで、古くから“関東の高野山”と称されています。空海が加持祈祷の際に湧水したという総持寺境内の井戸が本堂の西側にあったことから西新井(西の新たな井戸)となったのが地名の由来。東武鉄道・西新井駅前の日清紡東京工場跡地が総合商業施設・アリオ西新井となり、高層集合住宅建設など再開発が進むこの町にも、東武鉄道・大師前駅周辺などに老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。

明治中頃創業、西新井大師の門前で手焼きで煎餅を焼き続ける いずみや煎餅店

大師前駅から徒歩4分ほどの場所、西新井大師の門前にお店を構える いずみや煎餅店。明治中頃に創業された、100年を超える歴史を持つお煎餅屋さんです。創業以来 手焼きを続けられている、昔ながらのお煎餅を提供するお店です。

という、いずみや煎餅店さんの外観。この昔ながら感、堪らないなぁ。 店頭の様子。こんな感じでケースにお煎餅が沢山入ってます。レトロな感じがカワイイ! ということで購入したのがこちら。ベーシックな草加煎餅です。この雰囲気の中で食べるお煎餅って、最高だよね。

お寺が見える場所で食べるお煎餅は、なんでこんなに美味しいんだろう、なんて思いながら噛みしめて食べました。もちろん、お煎餅そのものが美味しいからではあるのですが、お寺の門前ってシチュエーションがやっぱり美味しくしてくれてますよね。西新井大師に参拝の際は、是非いずみや煎餅店さんのお煎餅片手に是非!

——-いずみや煎餅店 基本情報———-
〇創業年 明治中頃創業
〇営業時間
・10:00~18:00
※月曜日 定休日
〇住所
東京都足立区西新井1-7-12
(食べログ)⇒ いずみや – 大師前/和菓子 [食べログ]

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