アメ横 伊勢音の、伊勢神宮内宮奉納品”黄金の舞”でおかかご飯 / 東京 上野 文久年間創業 (1861-1864年)

東京の北の玄関口・上野駅を核とする台東区上野は、江戸時代に建立された徳川将軍家菩提寺である寛永寺の門前町として栄えました。明治には不忍池周辺が上野公園(上野恩賜公園)として整備され、博物館・美術館・文化会館などの多数の芸術文化施設や、動物園などの観光・レクリエーションの場に多くの人々を集めています。アメヤ横丁の食材・雑貨・衣料等の商店も連日賑わい、由緒ある公園内や町の各所に老舗の飲食店や和洋菓子店などが数多く点在しています。

文久年間創業、伊勢神宮奉納品する削り節を作る 伊勢音

御徒町駅から徒歩2分ほど、御徒町側からアメ横内に入ってすぐの場所にある 伊勢音。文久年間(1861-1864年)に日本橋小舟町2丁目に、かつお節問屋として創業したことでその歴史が始まり、かつお節をはじめとした各種乾物を扱われているお店となりました。創業後、関東大震災・第二次世界大戦を経て上野アメ横店を開業され現在に至ります(日本橋本店は、再開発の影響で休業中)。このサイトでは通常本店にお伺いしておりますが、本店休業中のため今回は上野店にお伺いしました。

という伊勢音さんの看板がこちら。店舗はお客さんで賑わっていて撮れなかったので看板をお楽しみくださいw。

店頭にはどーんと、かつお節が並んでいます。いつか必要な分だけ削る、みたいな生活をしたいものですね…。

削ってある鰹節を買おうと色々眺めていたところ、気になったのがこちら。伊勢神宮内宮奉納品なのだそう。
※伊勢神宮内宮奉納品が何かを聞きそびれたのですが検索する限り、外宮の奉納品は出てきても内宮の奉納品の話が全然出てきませんでした。詳しい方教えてください。
けずり節欲しいなぁ、と眺めていたらお店の方から、「どれぐらいのサイズのお探しですか?」と聞かれたので、「一人で使うようなので、小さめのを探してまして」と答えたところ、「令和記念で作った小さめのパッケージありますよ」と、こちらをご紹介されました。「黄金の舞」という商品です。
ということで買ってきました、黄金の舞。伊勢神宮内宮奉納品と中身は同じなのだそう。由緒正しすぎる!

お店の方に聞いたお話だと、伊勢神宮奉納品と同じ中身なのだそう。色々食べ方も書かれていますが、良いけずりぶし=ご飯に乗っけて食べる、が正解ですよね! ということでおかかご飯です。この削り節の美しさ!薄く削られているのに、味が濃くって美味い。ご飯が何杯でも食べられる!おかかご飯食べると、日本に生まれてきて良かったなぁ、って思いますよね。伊勢音さん、常連と思われる方、私のような一見客のどちらも次々とやってきてお忙しそうでした。元々はプロ向けのお店なのか、大容量の商品が多かったですが、一見客でも買いやすいような小ぶりのパッケージも用意されていて、買いやすくって助かりました。特に今回の黄金の舞は、直ぐに食べきれちゃうサイズなので助かりますね。
ちなみに屋号の伊勢音、の理由が分からないので、今度チャンスがあれば聞いてみたいと思います。伊勢神宮との関連もあるお店だから、伊勢出身の方によって創業された、とかなのかなぁ、とは思っているのですが。

——-伊勢音 基本情報———-
〇創業年 文久年間創業 (1861-1864年)
〇営業時間
・9:00~18:00
※年中無休
〇住所
東京都台東区上野6-4-10
(公式サイト) ⇒ 伊勢音 天然の「だし」日本の「味覚」【公式ホームページ】

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