伊勢重の炭火すき焼き / 東京 日本橋小伝馬町 1869年創業 (明治2年)

名主が伝馬役(公的な貨客輸送)を司ったことに由来する小伝馬町。江戸時代には、高野長英や吉田松陰らが投獄されていた牢屋敷があった場所としても知られています。そんな日本橋小伝馬町は旅人宿で賑わい、金物・繊維問屋が軒を連ね、今も服飾・雑貨問屋が残るビジネス街です。老舗の商店や飲食店も何軒も残る小伝馬町にお伺いしました。

1869年創業、炭火で作る絶品すき焼きを提供する 伊勢重

寒い季節はすき焼きが食べたくなります。小伝馬町駅・馬喰町駅から徒歩3分程度の場所にある伊勢重さんへ伺いました。1869年(明治2年)に小伝馬町にお店を構えられ、空襲での焼失を乗り越え今も小伝馬町で運営をされています。

こちらが店舗外観。こちらのビルの1Fでお肉の販売、B1Fでお店の営業をされています。このビルに入られたのは、1991年(平成3年)とのこと。

少し正面のカット。いやぁ、老舗の圧が出てますね、圧が。席に通されると、既にセットしてありました。雰囲気から楽しめますね。

おしながきがこちら。メニューはざっくり言えば、すき焼 or すうぷ煮(しゃぶしゃぶ)。すうぷ煮も食べてみたいなぁ、と思いつつやっぱりすき焼を。今回はお祝い事の席だったので、Sセット6000円をオーダー。

食前酒からスタート。気分が盛り上がりますね。そして肉が来ました。A5ランク!和牛!流石Sセット!

伊勢重さんといえば、開店当初からの炭火でのすき焼きを守られています。肉でただでさえテンション上がるのに、炭火で更にテンションあがりますw。鍋をセットし、まずは牛脂を入れます。その間に玉子を用意して、と。

牛脂に割り下を加えて、ぐつぐつしてきたところで肉投入!火が入ってきた!!!

玉子にどーん。当たり前ですが美味い。僕が食べたかったのはこれだ!!!

肉を食べた後はザクも入れて煮込みます。これ幸せってやつですよね。

ちなみにご飯と、牛肉の佃煮も出して頂けます。当たり前のようにうまい。

最後に水菓子。王道のメロン。

実は私はあまりフルーツが好きでないので、アイスを代わりに持ってきてもらいました。いやー、さっぱりする。

すき焼きって、人を幸せにする食べ物だよな、と感じつつ肉の味をかみしめました。すき焼きは美味しいお店がありすぎて、どのお店もおすすめですが、伊勢重さんは、
・高級店がいい。
・個室がいい。
・アクセスが良い店がいい
・昔ながら感があるお店がいい(炭火焼!)
辺りの人に特にお薦めなすき焼き屋さんです。
気軽に行けるお店でないですが、また行きたいです。

———伊勢重 基本情報———-
〇創業年 明治2年 / 1869年創業
〇営業時間
11:00~22:00(L.O.21:30)
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区日本橋小伝馬町14-9
(公式サイト)⇒伊勢重 | 創業明治2年日本橋小伝馬町の老舗すき焼き店

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