いまきん食堂の、あか牛丼で優勝した話 / 熊本 阿蘇市 1910年創業 (明治43年)

熊本県北東部で阿蘇地域中央の阿蘇市は、世界有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持つ阿蘇山を擁し、かつては阿蘇郡の一部でしたが2005年(平成17年)に阿蘇町等の2町1村が合併して市制執行しました。古代に当時の阿蘇国を支配した阿蘇国造(くにのもやつこ)の祖先と伝わる阿蘇神社(阿蘇市)祭神の阿蘇都彦(あそつひこ)・阿蘇都媛(あそつひめ)の二神が、来訪時の景行天皇の“人の気配無し”との言に人間姿で出現して応えた“我等二人あり、何ぞ(あぞ)人無きや”の神話に因むとの説等が地名由来説が複数あります。高菜加工品(高菜漬・辛子高菜・油炒め・高菜飯・高菜まん等)・柚子胡椒・赤ど漬(里芋類のあかど芋の茎漬)馬肉料理(馬刺し・馬ロッケ・馬まん等)・だご汁・いきなり団子・あか牛丼等の名物・郷土料理があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1910年創業、行列必須の超人気店 いまきん食堂

内牧のバス停から徒歩1分、阿蘇駅から車で15分ほど、内牧温泉街にある いまきん食堂。1910年(明治43年)に、今村金三氏によって創業された食堂です。今村の「いま」と金三の「きん」から、いまきん食堂と名付けられたそう。お昼時のみの営業ですが、超が付く人気店で開店早めに伺って食券番号を取っておかないと食べそびれる可能性もあるのでご注意ください。私は開店から30分後にお伺いし、約2時間待ちましたw。

という、いまきん食堂さんの外観。11時ちょっと過ぎでこの混雑具合!

いまきん食堂さんではまず一度列に並び番号を発券します。番号でだいたい呼ばれる時間がわかるので、それに合わせて再来店する形になります。近くには公式の待合スペースもあります。そちらが下記のお写真。私は提携しているお隣のカフェでお茶して待ってました。カフェの店員さんに番号をお知らせしておくと、順番になったら声をかけてくれるシステムです。便利!

こちらは番号取るのに並んでいた時に撮った写真たち。その1、あか牛丼のぼり。

2枚目はディスプレイの様子。あか牛丼、ちゃんぽんが2大名物ですが、他にもたくさんのメニューが用意されています。

ディスプレイの隣にいた、いまきん食堂のキャラクターと思われる牛さん。ハンドル回すと動きますw。 ということでメニューです。チャンポン・あか牛丼・あか牛ハンバーグ、あか牛そぼろ丼等々、食べたくなるメニューが沢山…!

まあでも、ここまで来たらあか牛丼食べたいよね、とあか牛丼をオーダーしました。 ヒィー、美しい!

この美しさ見てください。肉も柔らかくって超美味い!並ぶ理由が良くわかるな…。 せっかくなので、あか牛すじポンもオーダー。柔らかくって美味い。あぁ、あか牛最高!

あか牛は、日本の牛肉市場で1%未満しか流通していない希少な和牛で、赤身が多く適度な脂肪分を持つという特徴があります。私は数回しか食べたことがないですが、脂身が辛くなるお年頃なので、赤身主体のあか牛は本当にありがたい存在。なかなか食べる機会がないので食べられて嬉しかったです。
いまきん食堂さんは、熊本のやや僻地とも言える場所にあると思うのですが、このあか牛丼を食べるために態々車でやってくる人たちが絶えません(私もその一人ですがw)。いまきん食堂さんのような、その街によって食べる価値を感じられる老舗店ってすごいですよね。こういう老舗店、もっと知りたいし行きたいなぁ。

———いまきん食堂 基本情報———-
〇創業年 1910年創業 / 明治43年創業
〇営業時間
・11:00~15:00(14時受付終了)
※水曜日 定休日
〇住所
熊本県阿蘇市内牧290
(公式サイト)⇒ いまきん食堂【公式】阿蘇内牧のお食事処 あか牛丼、チャンポン

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