宝来屋本店で、”むらくも”と、生菓子”宝来”を購入 / 東京 九段南 1868年創業 (明治元年)

江戸時代の九層の階段が明治以降に廃され、昭和初期に急勾配が緩和された九段坂に由来する、千代田区九段地区。明治維新以後に現在の千代田区九段北に創建された東京招魂社(後の靖国神社)への参拝者で栄え、現在の千代田区九段南は東京屈指の花街や多くの商店などで山の手有数の繁華街として賑わっていました。九段南には桜の名所である千鳥ヶ淵緑道が続き、東京メトロ及び都営地下鉄の九段下駅周辺には千代田区役所などの官民のオフィスビルや商店が建ち並び、その中に老舗の飲食店や和菓子店なども残っています。

1868年創業、九段の地で150年以上和菓子を作り続ける 宝来屋本店

九段下駅・市ヶ谷駅・半蔵門駅、それぞれから徒歩8分程度の場所、靖国神社近くにある宝来屋本店。1868年(明治元年)に九段上(現在の九段南2丁目)で創業され、同地で150年以上和菓子店を続けていらっしゃいます。お店は喫茶と店頭販売を行われていますよ。

という、宝来屋本店さんの外観。旧字体の寳来屋の文字が目印です。(このサイトでは、公式サイトの宝来屋の文字で統一しています)。 店頭には伺った時の季節の生菓子が。こういうお菓子見ちゃうと買いたくなっちゃいますよね。 店頭に入りました。生菓子がずらり。いやー、美味しそう!定番のお菓子も沢山並んでいます。これだけ種類があると悩みますね。 伺った時はまだコロナの前だったので、2階の喫茶室で頂こうと思っていました。が、この日はあいにく満席。残念…! ということでオフィスで食べます。こんな感じの箱に入れて頂けます。 まずは、”むらくも”から。くだんほうらいや、のシールがカワイイ! じゃじゃん。米粉と砂糖を蒸して作ったと思われる、村雨っぽいそぼろ餡のお菓子です。じんわり来る甘みが大好き。日本茶と合いそう!

そして生菓子は店名と同じ宝来を購入。鮮やかなオレンジ色は、和菓子の中では珍しいかも?こちらはストレートに来る甘みが魅力。美味しい!

生菓子がメインに据えるお菓子屋さんはいくつかありますが、宝来屋さんはその中でもかなり種類が多く、選ぶのに相当悩みました。季節に合わせて沢山の種類の生菓子が用意されているのは、四季を感じられて本当に楽しいですね。季節毎に通って楽しみたいなぁ。

——-宝来屋本店 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
・月~金 9:00~18:00
・土 10:00~16:00
※日曜・祝日定休日
〇住所
東京都千代田区九段南2-4-15
(公式サイト)⇒ 宝来屋本店 | 和菓子のことなら当店へご相談を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です