大阪最古の喫茶店・平岡珈琲店で、コーヒー&ドーナツ / 大阪 大阪市中央区 1921年創業 (大正10年)

大阪市中央区は、大阪の伝統的業務地区で、1989年(平成元年)に110年間続いた旧東区と旧南区とが合併して生まれました。旧東区地域は谷町筋の東側が大阪城・難波宮跡や官公庁街で、北東端の城見には弁天島再開発の大阪ビジネスパークがあり、西側は各種産業の大企業本社が軒を連ねるオフィス街です。旧南区地域は堺筋の東側が問屋街と寺町で西側は心斎橋や道頓堀・千日前・宗右衛門町など難波(ミナミ)の繁華街です。歴史と伝統の町の中に老舗の飲食店・和菓子店などが多数残っています。

1921年創業、大阪最古の喫茶店 平岡珈琲店

本町駅から徒歩4分ほど、大阪駅から車で10分前後の場所にある 平岡珈琲店。1921年(大正10年)に、東京のカフェーパウリスタでコーヒーとドーナツの味を覚えた小川忠次郎氏が、大阪の中心地でコーヒー店を開いたのが始まりです。平岡は妻の実家の名前からとったお名前だそうです。

という、平岡珈琲店さんの外観です。オープンの10時前に来てしまったので、のぼりを用意中でした。この渋いルックス最高ですね。
平岡珈琲店さんは、喫茶店であり珈琲豆販売でもあります。オリジナルブレンド、有名産地の豆まで揃っています。
店内に入りました。こちらがメニュー表です。コーヒーは冷製コーヒーというシェーカーで急冷する珍しいコーヒーもあります。右側はドーナツメニューですね。

複数名で訪問したので、色々オーダーしました。まずは百年珈琲のホットと、百年ドーナツです。

コーヒーはフルーティーさを感じられて美味しかった…!

百年ドーナツは、いわゆるオールドファッションに近い、素朴で美味しいドーナツでした。

こちら、百年珈琲アイス。一般的なアイスコーヒーのスタイルですね。これと別に冷製コーヒーがあります。 名物の冷製コーヒーは、ご主人がシェイクしてくれます。これ、めっちゃ嬉しいですね。

静止画で見るとシェイクの姿があんまり分からないですねw。

出来上がりの図はこんな感じ。アイスコーヒー以上に冷たさが感じられる夏向きの味でした。
合わせたのは、シナモンティードーナツ。シナモンが効いた大人の味でした。
こちらは食べログ喫茶店百名店にも選ばれています。

大阪には大正以前に創業された喫茶店が4店ありますが、コーヒーへのこだわりが最も強いと思われるのが平岡珈琲店さんでした。手軽な値段で美味しいコーヒーとドーナツを楽しめるこのお店が家の近くにあったら、週1ぐらいで通っていそうなぐらいの居心地の良さと美味しさです。ほんと素敵なお店でした。
大阪にある4店の老舗喫茶店は全てが素敵なお店で、大阪の喫茶店文化をもっともっと深掘りしたくなりました。大阪、良いなぁ。

———平岡珈琲店 基本情報———-
〇創業年 1921年創業 / 大正10年創業
〇営業時間
・10:00~18:00
※火曜日 定休日
〇住所
大阪府大阪市中央区瓦町3丁目6-11
(公式サイト)⇒ 【平岡珈琲店】大阪市中央区瓦町|大正十年創業の老舗珈琲店

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