檜物屋酒造店、千功成を飲む / 福島 二本松市 1874年創業 (明治7年)

福島県中通り北部の二本松(にほんまつ)市は、室町初期に奥州探題の畠山高国が居館して地名を二本松と改称し、七代当主が白旗ヶ峯に移城して二本松姓を名乗り、江戸時代は二本松藩領で、地名由来には旅人の目安となる二本の霊松説・古城の四本松城から二本の松を移植説があります。胡瓜・ちょろぎ・茸・葉煙草・林檎・みしらず柿・西念寺柿・無花果・林檎ジュース・麺・凍み餅・多数の銘菓(本練羊羹・木の葉饅頭・玉羊羹・最中拾万石・最中洗心亭・あだたらの山の揚げまんじゅう・みそまんじゅう・元祖あんぱん等)・味噌・醤油・清酒・ざくざく(ざくざく煮/ざくざく汁)等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店及び和洋菓子店(多数)・食品会社・醸造所(味噌・醤油・複数の酒蔵)・旅館などが残っています。

1874年創業、 豊臣秀吉の千成瓢箪から名を取った千功成で知られる 檜物屋酒造店 (ひものやしゅぞうてん)

二本松駅から徒歩5分ほどの場所にある 檜物屋酒造店。1874年(明治7年)に創業した造り酒屋です。檜物屋酒造店というちょっと変わった名前の由来は調べても出てこなかったのですが、代表銘柄である千功成(せんこうなり)については豊臣秀吉に由来するとのことです。旧二本松藩主丹羽公の先の君主が、太閤秀吉であり、彼の千成瓢箪にちなんで、千成と名付けたのが始まりとされています。千の功(いさお / 手柄・勲功・功績)が成るという意味から千功成となったそうです。

という、檜物屋酒造店の外観です。正面からがこちら。

少し引いた姿です。角地にあるのが登録有形文化財に申請をしている旧店蔵で、その左にあるのが先ほどのお店になります。

こちらが、おそらく仕込蔵です。こちらも登録有形文化財に申請しているものだと思われます。

で、店内の様子です。酒瓶が並んでいる姿が美しいですね。

オリジナルグッズもありました。千功成の由来を知るとグッズも欲しくなりますね。

先ほどの登録有形文化財の話です。ここも旧奥州街道沿いなのですね。

で、購入した千功成がこちらです。

ラベルが渋いですね。

千功成自体初めてだったのですが、お祝いの席に使われることの多いお酒なのだそう。辛口だけれど、甘口よりのほのかな甘みを感じられるのが、上品なフィーリングがあって美味しかったです。また何かの機会で飲みたいなぁ。

↓千功成は楽天でも購入できますよ。

 

———檜物屋酒造店 基本情報———-
〇創業年 1874年創業 / 明治7年創業
〇営業時間
・8:00 – 17:30
※土曜・日曜 定休日
〇住所
福島県二本松市松岡173
(公式サイト)⇒ 千功成(センコウナリ)の蔵元|㈱檜物屋酒造店 – ほんとうの空 ほんとうの酒 清酒千功成

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です