行政機関や企業が集積する横浜市中区は、山下公園・港の見える丘公園・横浜中華街・元町・伊勢佐木町などの繁華街や行楽・観光地を擁す横浜の中心地の一つ。関内・桜木町地区を中心に老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く点在しています。
1913年創業、和菓子店から始まり、洋風化する横浜と共に洋菓子屋へと転身を遂げた 浜志まん (浜志゛まん・はまじまん)
黄金町駅から徒歩6分程度、関内駅から徒歩20分弱の、伊勢佐木モール内にある浜志゛まん(”志”に”゛”で”じ”と読み、”はまじまん”と読みます。今回の記事では浜志゛まんさんのサイト内の記載”浜志まん”として記載しております)。1913年(大正2年)に和菓子屋さんとして創業され、洋風化する横浜と共に洋菓子へ進出し、現在の形態に落ち着いたそう。
こちらが店舗外観。町中にある喫茶店、といった外観。看板のには EST.1913の文字も。
入ると大きなショーケースが。どのケーキも美味しそう!上段左から2番目にあるのが、浜志まんさんの看板メニュー「ボストンクリームパイ」です。物凄い大きなサイズ!
ボストンクリームパイはその名の通り、アメリカ ボストンで生まれたケーキ。1855年創業の老舗ホテルで生まれたメニューだそうですよ。そんなケーキが1957年(昭和32年)より、浜志まんの看板メニューとなっています。
というボストンクリームパイ、一人で食べられる量ではないので、今回はミニボストンとコーヒーのセットをオーダーしました。 いやー、奇麗な模様ですね。この模様はチョコをアイシングして作っているようです。ケーキはスポンジケーキの間にタップリ生クリームが入った、コッテリ甘い美味しい子。
ケーキが甘めなので苦めのコーヒーがピッタリ。甘いケーキとコーヒー、良い午後の過ごし方ですね。
浜志まんさん、入って驚いたのは年配の男性のお客さんが多かったこと。甘い洋菓子のお店なので、女性だらけでは、と思っていたのでビックリです。横浜という土地柄がそうさせるのか、ミニボストンの魔力がそうさせるのか分かりませんが、私より年上の男性が、コーヒーを飲みながらケーキを食べる光景は、何だか素敵なお店だなぁ、と感じました。年配男性も落ち着ける老舗洋菓子店、町にあったらきっと楽しいだろうなぁ。
——- 浜志まん 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業
〇営業時間
10:00~18:30
※月曜日 定休日
〇住所
(公式サイト)⇒ 横浜・伊勢佐木町商店街 洋菓子・ケーキ・ボストンクリームパイの「浜志まん(はまじまん・浜じまん)」公式ホームページ