パン市場はまだぶんてんで、名物ソフトフランスを使ったフィッシュサンド / 神奈川 横須賀 1914年創業 (大正3年)

神奈川県横須賀市は、県南東部の三浦半島の大半を占めており、長い海岸線と須賀(砂州の意味)が地名の由来。東京湾の入口に立地し江戸時代から国防拠点とされ、1853年(嘉永6年)にはマシュー・ペリー率いる米国海軍東インド艦隊4隻の黒船が浦賀沖に来航し、1860年(安政7年)には咸臨丸が浦賀港を出港しました。明治以降は大日本帝国海軍横須賀鎮守府を擁する軍港都市として栄え、現在も米国海軍や海上・陸上自衛隊の基地・教育施設がある一方で、重厚長大産業等の大工場も集積しています。東京湾唯一の自然島である猿島・観音崎灯台等の名所やご当地名物の海軍カレー・ソフトフランス等で知られ、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

1914年創業、創業当時からの看板メニュー ソフトフランスで知られる パン市場はまだぶんてん

浦賀駅から徒歩6分程度の場所にある ぱん市場はまだぶんてん(濱田分店)。1914年(大正3年)に横須賀で創業されたパン屋さんです。横須賀一帯で食べられている柔らかめのフランスパン、ソフトフランスを創業当時から造られているお店です。ちなみに、本店があったから分店ですが、本店はかなり前に閉店されているそう。

という、はまだぶんてんさんの外観。道の裏手にありますが、凄く混み合っています。入るとソフトフランス(横須賀ソフトフランス)の説明書きが。フランスパンなのに柔らかいのが特徴なんです!
こんな感じでソフトフランスが並んでいます。今回は、横須賀名物として流行りつつあるポテチパンを買いに来たのですが…、残念ながら売切れ。ポテチパン=ポテトチップスが挟んであるパンなんです。他にも沢山のソフトフランスで挟んだハンバーガーっぽいメニューがありました。今回は人気No.1のフィッシュサンドをチョイス。柔らかいパンに挟まれたフィッシュフライもタルタルも超美味しい!ソフトフランスのバンズとしてのスペックも高い。また食べたいな。

ソフトフランス、意識して食べたのは初めてだったのですが、かなり美味しかったです。横須賀は江戸後期から明治時代にかけて日本最大の造船所があったそうなのですが、その時に多くのフランス人技師がやってきたそうで、結果フランスパン文化が花開いたのだとか。その時に日本人向けに考案されたのがソフトフランスで、結果こちらが横須賀名物となった、ということみたい。歴史って面白いですね。
美味しかったし、ポテチパンリベンジがあるので、きっとまた行きます!

—— パン市場はまだぶんてん 基本情報———-
〇創業年 1914年創業 / 大正3年創業
〇営業時間
・平日 7:30~16:00
・土・日・祝 7:00~16:00
※水曜・木曜 定休日
〇住所
神奈川県横須賀市浦賀5丁目7番5号
(公式サイト)⇒ パン市場はまだぶんてん

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