日本初のカレー粉を作ったハチ食品からレトルトカレーを購入 / 大阪 西淀川区 1845年創業  (弘化2年)

大阪市西淀川区は兵庫県尼崎市に接し、明治後期以降の工場進出から発展して昭和初期頃から市内有数の重工業地区。江戸期に新田開発が進み農業も行われるようになる以前の中世までは大半が漁村でした。徳川家康がかつて助勢を得た摂津国佃村(現・西淀川区佃)の漁民を、江戸開府時に呼び寄せ特別の漁業権を与えて江戸の佃島(現・東京都中央区佃)が生まれています。区内には老舗の和菓子店・食品会社などが残っています

1845年創業、日本初のカレー粉を作った ハチ食品

御幣島駅から徒歩7分、大阪駅から車で20分弱の場所にある ハチ食品。1845年(弘化2年)に、今村弥兵衛氏が現在の大阪市中央区瓦町において薬種問屋・大和屋を創業したことで、その歴史が始まりました。1903年(明治36年)には、カレー粉の製造を始め、1905年(明治38年)に日本で初めてカレー粉を国産化した蜂カレーを発売されています。社名は1944年に今村食糧株式会社へと変更され、1957年に蜂カレー株式会社、1968年に現在の社名であるハチ食品株式会社へと名称を変更されています。
※東京のエスビー食品さんも、日本初のカレー粉販売とされています。この辺りは諸説ありということで。

という、ハチ食品さんからはレトルトカレーのセットをお取り寄せしました。クオリティを感じる箱が素敵です。

今回は5品6個入りのギフトセットを購入しました。蜂カレー×2、プレミアムタイムビーフカレー、プレミアムタイム贅沢仕上げのビーフカレー、百年目のカレー 、赤からカレーがそれぞれ1つずつ入りです。

まずは日本初の国産カレー粉 蜂カレーのレトルトです。蜂カレーは昭和後期に一度生産停止になりましたが、リニューアルして復活されて今の形となっています。カレー粉もあるのですが、今回は手軽に買うためにレトルトで。ちなみに1個500円の高級品でございます。

箱の裏側はこんな感じ。カレー粉誕生秘話、蜂カレーの名称の由来が乗っております。今村氏がカレー粉の調合をしていた時に見た、朝日に照らされる蜂の光景が素晴らしかったからだそう。

出来上がりの図がこちら。今の欧風カレーよりも、ずっとスパイシーな感じがするインドカレーの香りがするカレー。これが原点だったのか!超美味しいです。

次は百年目のカレーです。こちらも360円となかなか高額。

見た目はあんまり変わりませんが、こちらの方が甘い感じ。果実感があってこれも好きだなぁ。 最後がプレミアムタイムビーフカレー。数あるハチ食品さんのレトルトの中で、高級路線の中で一番リーズナブル(1個200円ぐらい)の商品です。

前述の2つと比べると低価格帯なので具はちょっと少なめ。味はスパイスを感じられて十分美味しい。日常使いできる美味いカレーって感じ良いです。

カレー好きとして、蜂カレーはいつか食べたいと思っていたので、この機会に購入してみました。どれも美味しかったけど、やっぱり蜂カレーが一番好き。とはいえ500円と高いので、味と価格のバランス的には百年カレーをストックするのが良いのかもな、なんて思いました。他にも沢山レトルトカレーがあるので、色々と食べ比べてみたい!今回は公式サイトのこのセットを購入しましたが、単品であれば楽天等でも購入できますよ。

↓送料込みだと多分ここが一番お得です。

 

——-ハチ食品(Hachi) 基本情報———-
〇創業年 1845年創業  /  弘化2年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
大阪府大阪市西淀川区御幣島2丁目18番31号
(公式サイト)⇒ ハチ食品(Hachi)のレトルトカレー・レトルト食品 | ハチ食品(Hachi)のレトルト食品・レトルトカレーなどの商品紹介、新商品情報、元祖カレーメーカーとしての歴史などをご紹介しています。

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