ふりかけの元祖、フタバの御飯の友を食べる from 熊本 / 熊本 熊本市西区 大正初期の味を引き継ぎ

熊本市西区には、R熊本駅が立地し、海上の人工島には熊本都市圏と直結した物流港湾の熊本港があり、島原外港(島原市)ともフェリーで結ばれています。北部にカルデラ式火山の金峰山(標高665m)等の山々がそびえ、その南側を井芹川・坪井川・白川が流れる自然に恵まれた町で、寺院等の旧跡の多数あります。河内蜜柑等の果樹栽培や有明海での海苔養殖が盛んです。この町にも老舗の飲食店や和菓子店が残っています。

大正初期に開発された、ふりかけの元祖 御飯の友を製造・販売する フタバ

熊本駅から車で10分ほど、蔚山町のバス停から徒歩15分ほどの場所にある 株式会社フタバの本社。大正初期に薬剤師であった吉丸末吉氏が、食料不足の時代に、不足していたカルシウムを取る手段として魚を骨ごと砕いて味付けをしたふりかけ御飯の友を開発しました。そのレシピを1934年(昭和9年)に引き継ぎ、製造を続けているのが今回ご訪問のフタバさんとなります。

というフタバさんの本社。販売店とかあるかなぁ、と思って訪ねてみました。

どうやら過去販売店があったようですが、現在は本社機能のみのようです。 せっかくなので看板も撮影。歴史を感じるなぁ。 今回は東京に戻ってから、アンテナショップで購入しました。クラシックな瓶タイプ、小分けタイプ、袋入りの大判サイズと、サイズが色々。 今回は使いやすい小分けのパッケージを購入しました。 熊本商品なのでくまモンがおりますw。 御飯にかけた図。御飯の友に特徴的な点があるとすると、いりこ(煮干し)である点。御飯の友はいりこを粉末にしてふりかけにしているので、他のふりかけと比べると魚の味が濃くって美味しいんです。

日本のふりかけのルーツになるものは、大正期から昭和初期にかけて開発されました。今回ご紹介のフタバさんの”御飯の友”が大正初期、広島の田中食品さんの”旅行の友”は1916年(大正4年)、昭和初期に生まれたのが丸美屋の”是はうまい”となります。そう考えると、ふりかけの誕生から早100年となるのですね。ふりかけにも歴史あり!

↓楽天等で購入可能です。

 

—— フタバ 基本情報———-
〇創業年 大正初期開発の味を引き継ぎ
〇営業時間
※本社で販売等は行っておりません
〇住所
熊本県熊本市西区島崎2丁目9番8号
(公式サイト)⇒ 御飯の友本舗(株)フタバ ふりかけの製造販売

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