小田原 風月堂の箱根道中へっちょい / 神奈川 小田原 大正時代創業

戦国時代の後北条氏や江戸時代の小田原藩の城下町として栄え、およそ400年前に東海道五十三次中で最大の規模であった9番目の小田原宿が設けられて賑わった神奈川県小田原市。古名の「小由留木」(こゆるぎ、「淘陵」とも表記)の草書体を読み間違えた説や、原野を開墾して小田となったとの由来説があります。西湘地域の核であり永らく箱根観光の拠点でもあって、豊かな自然の中で海山の産物に恵まれ、蒲鉾や梅干などの特産品で全国に知られており、各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

大正時代創業、”へっちょい”という掛け声から産まれた箱根道中へっちょい販売のお菓子屋 風月堂

小田原駅から徒歩12分ほど、バスで3分ほどの場所にある 風月堂。大正創業のこちらのお店、他の風月堂さんからの暖簾分け店ではないとのこと(他のお客さん来店で詳しいこと、伺えませんでした)。

こちらが店舗外観。小田原駅ビル内にも店舗がありますが、本店は駅から少し距離があります。

お店に入ると、「梅もなか」と、「箱根道中へっちょい」がプッシュされていました。どちらも気になる…。

箱根道中へっちょい、とは、箱根の山道で駕籠を担いだ人足の掛け声が「へっちょい」だったことから付けられた名前だそう。

ということで、へっちょい、を購入しました。登録商標でもあるそう。
箱を開けるとこんな感じ。駕籠で運んでいる姿がモチーフになっているようですね。 一つ取り出してみました。駕籠ですね、駕籠。 こちらが中身です。あんこ入りのお餅にきな粉をまぶしたようなお菓子でした。ひんやりした食感もあって美味しい。 あんこときな粉の組み合わせ、美味しいに決まってますよね。美味しいうえ、一か月以上日持ちもするし、かつ、会話が始まりそうなユニークなネーミングがあり(持っていった会社でもお菓子の名前の由来を聞かれた)、とお土産用途にピッタリ。小田原行った時のお土産チョイスに入れるのありだな、と個人的に思いました。

———風月堂  基本情報———-
〇創業年 大正時代創業
〇営業時間
8:00~18:30
※水曜日 定休日
〇住所
神奈川県小田原市本町1-10-20
(食べログ)⇒風月堂 – 小田原/和菓子 [食べログ]

 

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