三重県庁所在地で伊勢平野中心部の津市。“津”は船舶停泊場・船着き場の意味であり、後の津港(現・津松坂港)が古くは安濃津(あのうつ/あのつ/あののつ)と称した重要な良港であることから地名の由来となりました。かつて藤堂高虎が鰻食を奨励し全国から職人を集めた経緯で今も旧津市域には鰻屋が全国一多く、人口一人当たり鰻消費量も全国一です。特産品として“芸濃ずいき”があり、名古屋飯として知られる“天むす”の発祥地です。“ひつまぶし”・味噌かつ・苺大福にも発祥地を唱える店が市内にあり、近年は“津ぎょうざ”が地元名物となっていて、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が点在しています。
1894年創業、伊勢うどん・亀山みそ焼うどん等の地元商品を多数製造販売する エビスヤ三重食品
津新町駅の駅から徒歩6分ほどの場所にある エビスヤ三重食品。1894年(明治27年)に田中屋として創業されました。1946年(昭和21年)に戎屋製麺所に改名し、1965年(昭和40年)に現社名であるエビスヤ三重食品有限会社へと変更されています。現在は伊勢うどんを中心に、青さを入れたもの、伊勢芋入り等、バリエーション豊かな伊勢うどんを製造・販売されています。
という、エビスヤ三重食品さんの手打式 伊勢うどんを購入しました。もっちりやわらかい低音熟成が特徴です。パッケージに「創業百年のエビスヤ」と書いてくれているのが、わかりやすくて良いですね。
パッケージ裏側です。3-5分程度茹でるだけで出来ます。一般的な伊勢うどんは10分以上茹でたりするケースが多いので、めっちゃお手軽です。ちなみに小麦粉は三重県産100%となっています。
で、出来上がった後にタレをかけた図です。
下にあったタレをたっぷり絡めた図。この甘辛いの最高だぁ。
エビスヤ三重食品さんにはまだお伺い出来ていないのですが、店舗前には伊勢うどんが買える自動販売機の設置もされているそうです。自販機伊勢うどん、なんて魅力的な響きなんだ…。次の三重滞在では優先的に行きたい老舗店です。
——-エビスヤ三重食品 基本情報———-
〇創業年 1894年創業 / 明治27年創業
〇営業時間
・8:00 – 17:00
※木曜日、日曜日 定休日
〇住所
三重県津市八町1丁目6-17
(公式サイト)⇒ エビスヤ三重食品 – iseudon ページ!