ゑびす家で、鯉のあらい、鯉こく、鰻、草だんごの名物三昧! / 東京 柴又 1783年創業 (天明3年)

葛飾区柴又は古くから題経寺(柴又帝釈天)の門前町として栄えていましたが、映画『男はつらいよ』の舞台となって全国的に知られ、江戸川対岸の千葉県松戸市への“矢切の渡し”等と共に多くの観光客で賑わっています。地名は、戦国時代に古代からの“嶋俣(しままた、河川合流地の島状地形)”から“柴又”に転訛して江戸時代に定着したと言われており、「男はつらいよ」第1作公開2年前の1967年(昭和42年)に旧柴又町が他地区を併合して現町名となりました。住宅地が広がる中に東京都金町浄水場が立地しています。帝釈天の参道や周辺には老舗の飲食店や和菓子店なども残っているんですよ。

1783年創業、孤独のグルメにも登場した ゑびす家

柴又駅から徒歩2分ほどの場所、帝釈天への向かう参道の入り口にある ゑびす家。1783年(天明3年)に創業された、日本料理・鰻店で、人気ドラマの孤独のグルメにも、2018年年末スペシャルに登場したお店です。寅さんで知られる男はつらいよシリーズの第一作目では支度部屋として使われ、ロケ中には寅さんが宿泊もしていたお店なのだそう。

という、ゑびす家さんの外観。昔ながらの日本家屋って感じです。

寅さんに関わりのあるお店だけあって、寅さん関連の展示も少しだけありました。

こちらは渥美清さんの写真。昔ながらの雰囲気が良いですねぇ。

ゑびす家さんの名物といえば、川魚御膳(かわうおごぜん)。JRの観光キャンペーン時に作られたものだとか。鯉のあらい、鯉こく、うなぎ、草だんごと柴又から連想される食べ物全部入り!

運ばれてきた、川魚御膳がこちら。おぉー、これはテンション上がるなぁ。

まずは大好きな鯉のあらいから。骨のコリコリ感含めて大好き!

もちろん酢味噌で頂きます。あらい食べると旅行感があるのはなぜなのか。 そして鯉こく。泥臭さが完全に抜けてて食べやすい。川魚、大好き!

そして鰻ご飯。通常サイズのお茶碗に鰻が乗っている感じ。ちょうど良いサイズですね。 ラストに、デザート替わりに草だんご。苦みと甘みの共演が最高過ぎます!柴又は、名店が沢山あるのでいつも迷ってしまいます。ゑびす家さんにお伺いは初めてでしたが、お店の雰囲気と、名物全部入りの手軽感は凄く良いですね。人数多くって食べたいものがまとまらない時なんて、凄く便利そう!手軽な値段で鯉が食べられるのも良いですよねぇ。

——-ゑびす家 基本情報———-
〇創業年 1783年創業 / 天明3年創業
〇営業時間
11:00~19:00(L.O.18:30)
※不定休 (月4回)
〇住所
東京都葛飾区柴又7-3-7
(食べログ)⇒ うなぎ・日本料理 ゑびす家 (えびすや) – 柴又/うなぎ [食べログ]

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