割烹 恵比寿家で、湯波ざんまいなコースを頂く / 栃木 日光市 大正末期創業

栃木県北西部の日光市は、関東地方の市町村では最大面積で、2006年(平成18年)に旧・日光市と今市市及び2町1村が合併して発足しました。鎌倉時代以降は日光権現を祀る山々が知られ、江戸時代以前は日光山の門前町であり修験道の道場であり山岳信仰の聖地となっています。明治時代には海外でも景勝地として知られ、外国人も多数訪れるようになり金谷ホテル等の施設が整備され在日外交官等の別荘も多く建てられました。食品加工業も盛んで、湯波・蕎麦・蒟蒻・たまり漬・紫蘇巻唐辛子・米菓や天然氷等の特産品があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

大正末期創業、日光ゆば料理の草分け的存在 割烹 恵比寿家

日光郷土センター前のバス停から徒歩1分、東武日光駅から徒歩15分ほどの場所、日光の社寺の門前にある割烹 恵比寿家。大正末期(1900年代初頭)に創業されたお店で、日光ゆば料理の草分け的存在として知られています。ちなみにゆばは京都では湯葉と書かれますが、日光では湯波と書かれ、製法にも違いがあります。湯葉は基本的に一重にすくい上げる一方で、日光の湯波は二重になるように引き上げるのが特徴となります。

という恵比寿家の入り口。参道から少し脇に入った場所で、わかりやすい看板がないので、一瞬どこか迷いました。

中に入ると店内はとても大きく、今回は大広間に通して頂きました。こんな感じでコースを選べます。今回はAコースを頼みました。

まずはこの3品が運ばれてきます。

生湯波のお刺身です。フレッシュでうまい。 こちらが揚巻湯波の野菜あんかけ。

揚巻ゆば田楽 串ゆば 季節の物のセット。この田楽の好きだなぁ。 湯波以外にも牛肉とごぼうの大和煮も出てきました。味変になって良いですね。

生たぐりゆばのじゃが芋あんかけ。豆乳ベースなのか、甘さが穏やかでおいしい。 で、天ぷらとご飯が入場します。 天ぷらは野菜と湯波です。湯波活躍しすぎですね。 で、ラストにデザート。お腹いっぱいになりました!

日光の湯波、何年も食べていなかったので、できる限りたくさん食べてやる!と思って一番量の多いコースにしたのですが、お刺身、田楽、揚げ物、煮物、天ぷらとあらゆる料理でいただけて大変満足できました。ボリュームもたっぷりでしたし。湯波食べたい方にはピッタリなお店かと!

———割烹 恵比寿家 基本情報———-
〇創業年 大正末期創業
〇営業時間
・11:00~14:30(ラスト・オーダー)
・夜の部は予約制 (22時まで)
※主に火曜日定休日
〇住所
栃木県日光市下鉢石町955
(公式サイト)⇒日光湯波 元祖日光ゆば料理 割烹 恵比寿家

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