大定 (だいさだ)の焼きたて玉子焼き ほか玉 / 東京 築地 1924年創業 (大正13年)

江戸時代に明暦大火で焼失した浅草西本願寺の代替地(現、築地本願寺)として佃島住人が埋め立てて出来た中央区築地。永らく海軍用地として使用され、その跡地には昭和初期に日本橋から魚河岸が移転し、世界一の魚市場と知られるまでになりました。魚市場が豊洲に移った現在も、場外市場等は多くの買物客や外国人などの観光客で賑わっており、老舗の飲食店なども数多く点在しています。

1924年創業、築地で玉子焼きを作り続けて間もなく100年 大定 (だいさだ)

築地市場駅から徒歩5分、築地駅から徒歩7分ほど、築地場外市場にある大定 (だいさだ)。1924年(大正13年)に創業された大定は、元々築地場外の本店と、築地場内の2店舗で経営されておりましたが、場内の店舗は築地に移転され、今は築地・豊洲の2店舗を運営されています。

こちらが店舗外観。今も手焼きされている絶品の玉子焼きが並んでいます。

ちょっと寄りのディスプレイの様子。定番のつきじ野、桜えび入り、蟹入りの蟹の舞、京だし巻、江戸だし巻などなど、沢山の種類が並んでいます。真ん中奥に鎮座している江戸前は、宮内庁等に収めていた創業当時の味を復活させたものなのだとか。

今回はその場で食べられる、焼き立ての ほか玉を購入。専門店らしい、甘みがあってフワフワの食感。最高です。大定さんは、今も手焼きに拘られており、公式サイトには焼いている様子の動画が載せられていました。ベルトコンベヤーのようなコンロの上を流れる大きな玉子焼き機を、職人さんが一つ一つ焼いていく姿は芸術的ですらあります。今度生で見たいなぁ。

大定さんは、築地・豊洲の2店舗に加えて、インターネットで通販もされていらっしゃいます。こちらの公式サイトにて、定番のつきじ野はもちろんのこと、カニ入り、穴子入り、わさび入り、などなど沢山の種類の玉子焼きが販売されています。今度ホームパーティー用に購入してみようかな。あのほか玉の美味しさから考えるに、どれも超美味しいはず!

—— 大定 基本情報———-
〇創業年 1924年創業 / 大正13年創業
〇営業時間
6:00~15:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区築地4-13-11
(公式サイト)⇒ 築地の玉子焼屋「大定(だいさだ)」お取り寄せ人気店

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