千葉県北東部で関東地方及び県の最東端である銚子(ちょうし)市は、利根川下流から河口の南岸にあり古くから港町として栄え、水揚量日本一の銚子漁港と3つの卸売市場を擁しています。江戸時代以前は飯沼・三前と称された地で、“銚子”の地名は“銚”(元来は生薬煎じ用土瓶・薬缶類で狭小注ぎ口の酒器)に似て、狭小入口で中が拡がる地形に由来し元は“銚子口”と称されていました。名代の入梅鰯(真鰯)や各種鰯・釣り金目・鯖・鮫・鯵・秋刀魚・メヌケ・鮪・鰹等の魚介類や灯台キャベツ・大根・とうもろこし・トマト・銚子メロン各種・苺・西瓜等がが特産で、水産缶詰・海藻こんにゃく・ぬれ煎餅等の名物があり、市内には老舗の和洋菓子店・食品店などが残っています。
1804年創業、銚子のお魚の各種加工品を製造販売する 兆星 (ちょうぼし)
笠上黒生駅から徒歩17分ほど、銚子駅から車で10分前後の場所にある 兆星。1804年(文化元年)にかつお節・煮干しを江戸に供給する事業を開始したことが創業です。現在は銚子のお魚を中心とした製造・加工業を営まれています。現在は6代目の網谷征己氏が代表を務められています。名前の由来は特に書かれていませでしたが、銚子の星になる、ということでしょうか。
という、銚星さんの外観です。小売等はやられていませんが、折角なので外観撮りに来ました。
社名がビルに大きく掲示されています。分かり易くて良いですね。
で、今回は銚子の煮付けシリーズを購入しました。5セット入りで、ほっけ・かれい・銀だらが1セットずつ、さばが2セット入っています。各セットにはそれぞれ2切れずつ入っています。
で、まずは鯖から。
王道のサバ味噌ですね。めっちゃ美味しい。冷凍とは言われない限り絶対にわかんないクオリティです。
そしげ銀だらです。
銀だら = 味噌漬けのイメージが強いのですが、煮付けも凄く美味しいです。身離れが良く、繊細な身質がとても良い。
写真撮っていないですが、ほっけの煮付けも初めて食べましたが、ほっけも今まで焼いたものしか食べてなかったのですが、煮付けも美味しいんだと発見がありました。かれいは食べる前からわかっていましたが、煮付けは相性ばっちりで。最近取材で魚のお話もいろいろ聞いていますが、不勉強を恥じることが多いです。だからこそ食べねばですね(自己説得)。
—— 兆星 (ちょうぼし) 基本情報———-
〇創業年 1804年創業 / 文化元年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
千葉県銚子市明神町2丁目292
(公式サイト)⇒ 株式会社 兆星