大田区池上は、かつては洗足池を中心とする亀が多い湿地帯で「池亀」と称されていたから、洗足池の端に位置するから、当地を領していた池上氏に因む等、由来には諸説があります。町は約740年前に日蓮が開基した日蓮宗大本山本門寺(池上本門寺)の門前町として栄え、今も信者や行楽客で賑わっています。また池上は関東独特の久寿餅(くずもち、グルテンを分離させた小麦粉の浮き粉を発酵)発祥の地との説もあり、門前町や東急電鉄の池上駅周辺などには、老舗の飲食店・久寿餅店等の和洋菓子店・食品店などが残っています。
1927年創業、ブエノスアイレスから日本へ珈琲文化を持ち帰った チモトコーヒー
東急池上線・池上駅から徒歩8分ほど、大田区池上に本社を構える チモトコーヒー(千本コーヒー)。1927年(昭和2年)創業の老舗珈琲店・卸です。創業者がアルゼンチンのブエノスアイレスで珈琲文化に触れ、日本へ持ち帰ったことが創業のきっかけで、昭和初期の日本の珈琲文化を支えてきた歴史を持ちます。長く品質と焙煎にこだわった豆を提供しており、池上の地で珈琲業を続けてきた老舗企業として知られています。
という、チモトコーヒーさんの外観です。事務所なので普段はコーヒーは売ってないのですが、長期の休みの前とかたまにコーヒーを販売しています。
Ice Coffeeのポスターが。ここの横に「アイスコーヒーあります」とかたまに貼られていて、「お、今日は買えるのね」とわかる感じです。
ということで、今回は「豆から挽く世界の珈琲」というシリーズをお取り寄せしました。パッケージのシールにはBUENOS AIRES COFEE 1927の文字が。
届いたのがこちらです。ブラジル・ケニア・グアテマラ・エチオピア等のコーヒー豆が入っていました。いろいろ飲み比べて味の違いが比較できて、めっちゃ良いセットだった!
100年前から続く珈琲店はかなり少ないのですが、そのうちの一件が自分の自宅近くにあるのは全く知らなくて驚きました。確かにこの辺りの喫茶店の看板に「チモトコーヒーって書いてあるの多いな」とは思っていたんですよね。まさか地元にあるとは。2027年には100周年を迎える同店、なんか記念のセットとか出してくれると嬉しいなぁ。きっと買います!