静岡最古のお茶屋 竹茗堂の、うす茶あられの美味しさにハマる / 静岡 静岡市 1781年創業 (天明元年)

2003年(平成15年)に旧静岡市と旧清水市とが合併した静岡県庁所在地の静岡市は、葵・駿河・清水の3区で構成されています。江戸時代には、初期に徳川家康が駿府城を築城して大御所として君臨し、現・清水港(国際拠点港湾指定)が甲州・西国と江戸との物資輸送中継地の清水湊として栄えました。静岡の地名は、1869年(明治2年)に駿府(又は府中、現・静岡市葵区中心部)の改称に際して賎機(しずはた)山に因んで命名されました。三方を山に囲まれ南は駿河湾に接して温暖な気候で知られ、日本の緑茶栽培が勃興した葵区郊外・安倍川上流地区等の静岡茶、駿河区久能地区等の石垣苺、栽培業発祥地の安倍奥・葵区有東木(うとぎ)地区の山葵、温州蜜柑等の名産品も豊富です。起伏に富んだ地形の市内には日本平・三保の松原等の多くの景勝地があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1781年創業、静岡で最も古い歴史を持つお茶屋 竹茗堂

静岡駅から徒歩12分ほどの場所にある 竹茗堂。1781年(天明元年)に、西村庄八忠実によって、 駿府の城下町 七間町にてお茶と茶器のお店として創業された、静岡で最も歴史あるお茶屋さんです。初代の西村庄八忠実氏の言葉は、

苦節10年のすえにようやく、茶葉を緑色に固定することができた

と、静岡市郊外の茶畑の大石に刻まれており、静岡におけるお茶復興の立役者の方だそう(静岡県北部の足久保茶が、将軍家御用を差し止めとなり、静岡のお茶は当時衰退の一途をたどっていたそう)。

という、竹茗堂さんの外観。ザ・お茶屋さんって感じですね!

店内に入りました。お茶がズラリと並んでいます。お茶の香りもして、何だか気持ちが安らぎます。

どれにしようかなぁ、と物色していたところ、「うす茶あられ」という商品を発見。店員さんにお伺いしたところ、静岡の定番商品なんだそう。その場で味見をさせて頂き、凄く気に入ったので購入してきました。1934年(昭和9年)発売のロングセラー商品です。

こんな感じのスティックタイプを購入。1箱に10本入っています。 パッケージ裏側。そのままお湯で溶かしてホットグリーンティーか、牛乳に溶かしてホット抹茶ラテに出来ます。
粉を湯のみに明けた図。薄緑色の抹茶の粉とと、アラレが! 湯呑に溶かした図。この甘さ、すっごく良い。めちゃくちゃ旨い。

うす茶あられ、その魅力に取りつかれており、ほぼほぼ消費してしまいました。忘れずに、抹茶ラテもやらないと(記事書くまで、抹茶ラテにできる事を忘れていましたw)。抹茶ブームって、ここ10年ぐらいの印象を勝手に持っているのですが、うす茶あられは販売開始から70年以上の大ベテラン商品。そんなに長らく、抹茶を庶民に飲みやすく提供してくれていたのですね。凄すぎる。流石、静岡最古のお茶屋さん!

うす茶あられ、楽天でも購入できますよ。

——- 竹茗堂 基本情報———-
〇創業年 1781年創業 / 天明元年創業
〇営業時間
・10:00~19:00
※不明
〇住所
静岡県静岡市葵区呉服町2-4-3
(公式サイト)⇒ 創業天明元年の茶商 竹茗堂 静岡のお茶の老舗です。

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