ブルドックの中濃ソース・スーパープレミアムソース極と鳩ヶ谷工場 / 東京 中央区日本橋兜町 1902年創業 (明治35年)

中央区日本橋兜町(かぶとちょう)は、1871年(明治3年)に澁澤榮一を中心に第一国立銀行が設立された日本の銀行発祥地であり、1878年(明治10年)には東京株式取引所が創設されて日本を代表する金融街として永らく君臨。近年は株式取引電子化等の事由により金融機関拠点の移転が相次ぎ、再活性・再開発の機運が高まってきています。地名は兜神社境内の“兜岩”に由来し、岩の名には藤原秀郷が平将門の兜を埋めた塚(兜山)説や源義家が奥州行の途次の嵐に際し鎧を沈めて祈り(現・日本橋川鎧橋の地)、帰途に兜を埋めた塚説等の諸説があります。町内には老舗の食品会社も所在しています。

1902年創業、関東圏で高いシェアを持つ ブルドックソース

日本橋駅から徒歩4分、茅場町駅から徒歩2分ほどの場所にある ブルドックソース。1902年(明治35年)に食料品卸商三澤屋商店として開業し、その3年後の1905年(明治38年)よりソースの製造販売をされています。ちなみにブルドッグではなく、ブルドックと濁らない名前なのは、創業者が濁音が続くのを避けたからとのことです。

ブルドックと名付けられブルドッグロゴを利用しているのは、ソース製造開始当時、外来犬のブルドッグが流行っていたことと、洋食も外来だったので、「ブルドッグのように可愛がってもらいたい」という願いを込めて付けられたのだとか。1926年(大正15年)には、ブルドックソース食品株式会社として法人設立されています。

という、ブルドックソースの本社です。看板もブルドッグ!

中に入って良いか分からなかったので、外から撮りました。って、今考えたら写真撮るぐらい絶対OKだったので聞けばよかったw。

ハロウィンだったので、こんな飾りも。

で、今回は中濃ソースと、スーパープレミアムソース極の2つを食べ比べです。

このキラキラパッケージを見よ!

横側はこんな感じです。国産昆布、15種類のスパイスを使っているそう。

別角度です。分類上は中濃ソースですね。

で、出したのがこちら。中濃ですがウスター的な濃さ。

ソース単体で。高級な味がして美味いです。

そして中濃ソース。見慣れた定番ですね。

こちら裏側です。大きくはスーパープレミアムと傾向変わらないですね。

で、こちらが出した図です。

食べ慣れた、ちょっと甘めのソース。当然ながら美味しいですね。

鳩ヶ谷ツアーに伺った際に、ブルドック工場も伺いました。残念ながら閉鎖が決まり、2023年には群馬の館林工場に集約されることが決まっています。研究所も鳩ヶ谷にありました。 駐車場には11月7日は「ソースの日」という文字も。 鳩ヶ谷といえばソース焼きうどんが名物なのですが、地元にブルドックあってこそ、だったのですよね。街のシンボルが無くなってしまうのは残念だなぁ…。

ブルドックソースは東日本で知名度が高いソースですが、私が生まれた東海圏はコーミソースが強く、その後住んだ関西はさまざまな地ソースメーカーがあったことも影響し、最近まで食べたことがありませんでした。ソース自体も中濃よりウスター派だったのですが、関東に来てすっかり中濃比率、しかもブルドック比率が上がっています。今回は普通の中濃とスーパープレミアムを比較したのですけれど、上品さや香りはスーパープレミアムの圧勝であるものの、味は食べ慣れているかも大きくどちらも甲乙つけがたい、って感じでした。多分普通の中濃ソースが美味しいってことなのでしょうねw。

↓スーパープレミアムソースは楽天でも購入できますよ。

 

———ブルドックソース株式会社 基本情報———-
〇創業年 1902年創業 / 明治35年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
東京都中央区日本橋兜町11-5
(公式サイト)⇒ブルドックソース株式会社

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