大阪のスーパーならほぼ売ってる梅やきを別寅かまぼこさんから / 大阪 貝塚市 1897年創業 (明治30年)

大阪府南西部(和泉/泉州の泉南地域)の貝塚市は、中世後期から近代初頭まで古刹・願泉寺の寺内町(浄土真宗寺院・御坊中心の自治集落)を軸に発展してきて、かつては1964年(昭和39年)開催の東京五輪金メダルの“東洋の魔女”日紡貝塚女子バレーボールチーム(ユニチカ・フェニックスを経て現・東レアローズ)の活躍で全国に知られました。元々の地名は海塚でしたが、市域では貝塚遺跡等も発見されておらず地名由来は不詳です。泉州水茄子・玉葱・温州蜜柑・清酒等が特産で、泉州名物の村雨・たこぼうずもなか等の銘菓があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品会社などが残っています。

1897年創業、魚屋として始まり蒲鉾屋へと転身した 別寅かまぼこ

貝塚駅から徒歩26分ほど、大阪駅から車で40分前後の場所にある 別寅かまぼこ。1897年(明治30年)に、桑山小助氏が貝塚市で魚屋・魚幸を創業したことがはじまりです。1908年(明治41年)に小助氏から事業を引き継いだ梅吉氏が、魚を日持ちするように加工を始め、桑山商店として蒲鉾販売を始められます。現在の社名は1929年(昭和4年)に商標を別寅かまぼこ、と定めたことがきっかけ。この名は3代目社長・幸十郎氏の母(梅吉氏の妻?)が寅年生まれで、その中でも「五黄の寅(ごおうのとら)」と呼ばれる36年に1度の年生まれであったことから、「他の寅とは違うぞ」ということで別寅と名付けられたそうです。

という別寅さんから色々とお取り寄せしました。

関西のスーパーでよく見かける梅やきは、別寅さんも発売されています。梅の形をした卵入りのふんわりした練り物です。

こちらパッケージ裏側です。原材料名のところが見えないw。

こんな感じの梅の形をしています。おでんに入っている印象が強い食べ物ですが、今回は温めてそのまま。甘くって美味しい。

こちらは、しょうが天です。紅生姜も関西の文化って感じしますよね。

紅生姜そのものは好んで食べないのですが、練り物や天ぷらになると大好きです。あの甘ジョッパさが大人になった感じがあって良いですよね。

そして、ごぼう天。

こちらもそのまま温めただけですが。なんだか西の味がする。

天下一品・伝統の味と銘打たれたかまぼこです。表面の焼きがカッコ良い。切り分けた写真は撮り漏れています。

平てんです。名前の通り平たいやつですね。

そのままでも美味しかったですが、生姜醤油が合いました。

こちらは竹輪です。

焼き目のテクスチャーがカッコ良い。

なんのこっちゃな絵ですが、上からもどうぞw。

ラストはきくらげ天です。

こりこり感があってすごく良い。練り物とキクラゲって合うよね。

卵入りで甘みのある梅の形をした練り物・梅やきは、関西では割と一般的な食べ物な印象があり、複数のメーカーさんから発売されているのを確認しています。どこが元祖かぱっと調べても出てこなかったのですが、別寅さんのか、大寅さんのが有名でしょうか。おでんのシーズンになると、梅やき食べたいなぁ、って思うのですが、関東だとあんまり見かけないのですよねぇ。

↓別寅さんの蒲鉾セットは、楽天で購入できますよ。梅やきも勿論入っています!

 

———別寅かまぼこ 基本情報———-
〇創業年 1897年創業 / 明治30年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
大阪府貝塚市二色南町1-1
(公式サイト)⇒ 天下一品・伝統の味 別寅かまぼこ株式会社 – 大阪府岸和田市の食品メーカー「別寅」

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