米仙堂の十八万石と高原焼、どっちも美味い / 鳥取 米子 1879年創業 (明治12年)

鳥取県の西部に位置し、江戸時代から商都として発展し”山陰の大阪”と称される米子市。交通の要衝でもある米子市にも、沢山の老舗が息づいています。

1879年創業、山は大山、いで湯は皆生、御菓子は米子の米仙堂

米子駅目の前にあるイオン米子駅前店の中に店舗を構えている 米仙堂。1879年(明治12年)に創業された米子を代表する和菓子店で、「山は大山、いで湯は皆生、御菓子は米子の米仙堂」と呼ばれた時期もあったのだとか。本社は上福原1465-2にある、と各種ページに書かれていたので伺ったのですが、本社では販売をされていないようでしたので、今回は駅前の店舗にお伺いしました(自社のウェブサイトがないため、どこが本店か分からず、のため駅前店をチョイスしています)。

こちらが店舗外観。イオンの1Fにあります。 お菓子が沢山並んでいたので、どれにしようかなぁ、と思っていたら、こんな張り紙を見つけました。よし、両方買おう!
その十八万石と高原焼は、1つ単位で買えました。こぶりのお饅頭です。 まずは十八万石から。

こちらは米子城の石垣をモチーフにしたお菓子なのだとか。十八万石は、関ヶ原の戦い後、中村一忠公が伯耆守として十八万石を得て封じられたことに由来していると思われます。そんな説明が書いてある紙も封入されていました。 そしてこちらが高原焼。 白餡がたっぷり入った、お饅頭です。バターの香りが素敵なアクセント!

米仙堂さん、米子の有名和菓子店とのことですが、自社ウェブサイトがないため、歴史や本店が分からぬまま、でした。ウェブが無くても地元ニーズで成り立っている、ということなのでしょうか。とはいえ、外の人間からするともっと知りたいニーズがあるので、情報が欲しいなぁと思ったりします。
と、関係のない話が多くなりましたが、十八万石は地元モチーフを活かした、見た目も味も楽しめる御菓子、高原焼も抜群に美味しいお菓子、と両品とも凄く素敵でした。米子のお土産として、かなり”あり”だと思います。

———米仙堂 基本情報———-
〇創業年 1879年創業 / 明治12年創業

本店不明のため、イオン米子駅前店の情報となります。
〇営業時間
・10:00~20:00
※イオン米子駅前店の定休日に準拠
〇住所
鳥取県米子市末広町311 イオン米子駅前店 1F
(食べログ)⇒ 米仙堂 イオン米子駅前店 – 米子/和菓子 [食べログ]

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