ビヤホール ライオン 狸小路店のビールが美味い / 北海道 札幌市中央区 1914年創業 (大正3年)

札幌市中央区は、北海道庁・札幌市役所が所在し、行政・業務・商業施設が集積しており、市の都市機能の中核を形成しています。大通公園・中島公園・道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)・旧札幌農学校演武場(市時計台)・市円山動物園・北海道大学ポプラ並木・北海道神宮・大倉山・二条市場等の観光名所を多数擁し、毎年2月には大通公園等で“さっぽろ雪まつり”が開催されています。東京の歌舞伎町・福岡の中洲と共に“「日本三大歓楽街”と称される“すすきの”・狸小路商店街・札幌ラーメン横丁などの繁華街も多くの人で賑わっています。札幌ラーメン・スープカレー・ジンギスカン・大通公園とうきびワゴンの焼きとうきびやジャガバター等の地元名物始め道内各所の地産食材が集まり、和洋菓子も豊富です。区内には老舗の飲食店などが残っています。

1914年創業、ビアホール ライオン 狸小路店

少し違う話から始めますと、100件以上の老舗に行って分かってきたことがあります。老舗 = 美味しい、の図式が必ずしも成り立つとは限らないと。そして、そういった店は、行く前から雰囲気が伝わってくる、という能力も身についてきました。

何が言いたいかというとですね、ワタクシ、今回のビアホールにその種の匂いを感じてしまったのです。特にお酒を中心のお店となると、自分がお酒の味に弱いだけに、そう余計に感じてしまったのかもしれません。

が、ビアホール ライオン 狸小路店は違いました。僕にでもわかるビールの違いがそこにあったのです。感動するほどに!その話はおいおいするとして、いつも通りの書き方に戻ります。

狸小路店、という名前が示す通り、狸小路の商店街の中にあるお店です。

少し正面寄りのショットがこちら。

ディスプレイの下では、1914年創業であること、北海道に現存する最古のビヤホールであること、が強調されています。
(歴史を調べたところ、1910年に安田ビヤホール、というビヤホールがライオンに先行してオープンしていたそうです。)

名物的な看板であるライオン男爵。20年以上壊れたまま放置されいたそうですが、100周年を迎えた2014年に修復されたそうです。

こちらがメニュー。サッポロビール 運営のお店だけあり、ビールの種類が豊富です。ビールの味があまり分からない僕は、この時点ではあまりテンションが高くなかったのですね…。

とりあえずは、基本の黒ラベルでも頼みますか、ぐらいな感じで黒ラベルコーナー眺めていました。

あまり飲むタイプでないので、小ジョッキの小さいやつにしました。で、一口飲んでビックリしました。知ってるビールと違う!苦みが全然ない!!!
ビールが初めて美味しいと思えるレベルで感動!!!

ぐるなびのこのページに書かれていますが、ライオン伝統の「一度注ぎ」と、道具の管理、洗浄等々によって、こんなクリアな味になっているそうです。この感動は試す価値あり、と本当に思いました。

液体を注いでいる最中に同時で泡も一緒に作っていくライオン伝統の技「一度注ぎ」。
液中の余分なガスを抜きながら注ぐ事で、すっきりと喉ごし抜群の生ビールに仕上がります。
その他にもガス圧や温度の管理、器具機材などの衛生管理を徹底して日々、美味しい生ビールを提供できるよう努めています。

ビールのお供はソーセージにしました。ザワークラウトモビールに最高に合う!!

と、ビールにあまりに感動し、ついもう一杯頼んでしまいましたが、それは良いとして、お店には昔の写真が何枚か飾られていました。こちらは2代目の建物の様子。

レジの後ろにも歴代の写真が飾られています。

創業当時の写真と工場の外観のアップ写真。何かモダンな洋館のような建物で、今の建物よりカッコよいんじゃないか、とすら思います。

と、正直低めのテンションで飛び込んだビヤホール ライオン 狸小路店ですが、ビールの美味しさを再確認できる、素晴らしい老舗の一つであると理解できました。北海道に来てビール?と思うかもしれませんが、晩御飯の後、軽くいっぱいでも良いのでぜひ寄ってみてください。ビールの底力を感じさせてもらえると思います。

———-ビヤホール ライオン 狸小路店 基本情報———-
〇創業年 大正3年 / 1914年創業
〇営業時間
月~土 11:30~22:00 (L.O.21:30)
日・祝日 11:30~21:30 (L.O.21:00)
〇住所
北海道札幌市中央区南2条西2-7 サッポロビル1F
(ぐるなび)⇒ ビヤホールライオン 狸小路店(札幌大通・狸小路/ビアホール) – ぐるなび

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