藤橋藤三郎商店、東白菊の純米大吟醸 栄一翁 / 埼玉 深谷市 1848年創業 (嘉永元年)

埼玉県北部で利根川と荒川との間の深谷(ふかや)市は、1955年(昭和30年)に大里郡深谷町と4村とが合併して発足した旧深谷市が2006年(平成18年)に3町と合併して現市となり、澁澤榮一出身地として、また同氏等設立の日本初機械式煉瓦工場による東京駅等に使用された煉瓦製造で知られています。地名由来には、太古の利根川の氾濫頻発で台地下の谷にできた低湿地説・低湿地繁茂の折り重なる萱の伏萱(ふせがや)転訛説等があります。県下有数の農業地帯として生産量日本一の深谷葱・同2位のブロッコリー・ほうれん草・スイートコーン・深谷牛・百合・チューリップ等が特産で、煮ぼうとう・豚ロース味噌漬などの名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品会社などが残っています。

1848年創業、忠恕の心をモットーに酒造りを行う 藤橋藤三郎商店

深谷駅から徒歩7分ほどの場所にある 藤橋藤三郎商店。1848年(嘉永元年)に創業した酒蔵です。代表銘柄の東白菊(あずましろぎく)は、関東の「東」、酒の清らかさを「白」、清酒の香りを「菊」と表現しこの名が着きました。その酒造りは深谷市出身の渋沢栄一翁の思いやり精神「忠恕(ちゅうじょ)の心」をモットーに酒造りを行われています。

という、藤橋藤三郎商店さんの外観です。東白菊の暖簾が素敵ですね。 後ろに見える煙突は、深谷名物の深谷レンガでつくられています。東京駅の煉瓦に使われたことで知られていますね。
店内に入りました。渋沢栄一のポスターが出迎えてくれます。新札ですものねぇ。
棚です。各種東白菊が並んでいます。原酒も気になるなぁ。

で、購入してきたのがこちら、純米大吟醸 栄一翁です。 ラベル部分をアップでどうぞ。渋沢栄一翁生誕の地という文字と、渋沢栄一の写真がインパクト大でありますよね。

純米大吟醸だけあって、甘みを感じられる深い美味しさがありました。大吟醸が720mlの小瓶で買えるのは嬉しいですね。
と、深谷市を歩いていると、渋沢栄一氏の顔とよく出逢います。お菓子にもなっていたし、お酒にもなっていました。郷土の誇りを商品にするって素晴らしいですね。

↓純米大吟醸 栄一翁は、楽天でも購入できますよ。

 

——-藤橋藤三郎商店 基本情報———-
〇創業年 1848年創業 / 嘉永元年創業
〇営業時間
・8:00 – 19:00
※定休日なし
〇住所
埼玉県深谷市仲町4−10
(公式サイト) ⇒深谷の地酒 東白菊 / 日本酒のオンラインショッピング

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