旭醤油味噌のアサヒあまくちしょうゆ / 富山 小矢部市 1919年創業 (大正8年)

富山県西部の小矢部(おやべ)市は、かつては越中国礪波郡に属し、江戸時代には加賀藩領で、石動(いするぎ)地区が今石動城の城下町として、また北陸街道の宿場町として栄えました。旧加賀国に接する西端の倶利伽羅峠(くりからとうげ)は源平合戦での源義仲(木曾義仲)軍と平維盛軍との戦いで知られています。1976~1992年(昭和51~平成4年)にかけて、主に欧州有名建築物を模した保育所・小学校・中学校・公民館等が市内に35か所建設され“メルヘンの街”として知られコスプレ撮影背景地として人気でしたが、老朽化・市の財政事情等により徐々に解体されつつあります。工業都市化も進み、石川県金沢市のベッドタウンでもある市内には老舗の飲食店・和菓子店なども残っています。

1919年創業、となみ散居村の風土と庄川のめぐみで醤油づくりを行う 旭醤油味噌

西中公民館のバス停から徒歩18分ほど、砺波駅から車で10分ほどの場所にある 旭醤油味噌。1919年(大正8年)に創業された味噌・醤油醸造メーカーです。ウェブサイトが無くなっており詳細はわかりませんが、小矢部市企業協会内の公式ページを見る限り、醤油・味噌だけでなく各種調味料も製造・販売されているとのことです。旭醤油味噌さんの商品は、地域ものがたるアンバサダーの9月訪問時に購入しています。

という、旭醤油味噌さんのアサヒあまくちしょうゆです。こいくち・うすくちと3種類販売されていましたが、この甘口が地域では売れていると聞き甘口をチョイス。
見た目は一般的な濃口に近い色をしていますが、結構甘いです。

富山の呉西地区および、富山湾近郊の港町では、お刺身に甘い醤油を合わせる方が多い印象です。当初は正直慣れなかったのですが、食べなれてくると、特に脂が乗っているお魚になると、甘いお醤油が欲しいなぁ、という気分になります。だいぶ、口が富山テイストになってきたのかしら。

———旭醤油味噌株式会社 基本情報———-
〇創業年 1919年創業 / 大正8年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
富山県小矢部市水島863
(小矢部市企業協会内 公式ページ)⇒ 旭醤油味噌株式会社 | 企業紹介 | 小矢部市企業協会

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