そば粉が手に入りづらい時代に、お茶を混ぜた蕎麦を提供し始めた あさだ / 東京 八丁堀 1892年創業 (明治25年)

江戸時代に長さがおよそ八町(約873m)の堀があったことに由来する中央区八丁堀は、江戸時代初期は寺町でしたが多くの寺が浅草に移転させられて、その跡には町奉行配下の与力や同心の組屋敷が置かれました。今はオフィスビルやマンションが建ち並ぶ中に老舗の和菓子店も残っています。

1892年創業、お茶を混ぜた蕎麦を提供する あさだ

八丁堀駅から徒歩1分ほどの場所にある あさだ。1892年(明治25年)に創業された同店は、お蕎麦がちょっと特徴的なんです。戦後、食糧難でそば粉が入らなかった時代に、お茶を混ぜた蕎麦を提供し始め、その伝統を今も引き継いでいます。今は宇治抹茶を混ぜられているそうですよ(ちなみに、あさださんでは、茶そばと呼ばず普通に蕎麦と呼んでいます)。

というあさださんの外観がこちら。戦後再開された時のままの店舗だそう。

店舗の外にもメニューが掲示されていました。こういう雰囲気大好き!

メニュー表、表面はこんな感じ。お蕎麦は全てお茶が混ざったお蕎麦で提供されます。

裏側はこんな感じ。きしめんや、うどん、丼物もあるのです。

今回はざる蕎麦をオーダー。蕎麦が少し緑がかってますね。

蕎麦のアップ。甘みを感じて美味い!

親子丼も合わせてオーダー。甘めに作られていて超好み。こういう親子丼大好き!
あさださん、お伺いするのは初めてでしたが、日常使いできるお蕎麦屋さんとして相当良いなぁ、と思いました。お茶入りのお蕎麦も、甘めの親子丼も超美味しかった!また近くに行った際に食べに行きたいなぁと思います。

——–あさだ  基本情報———-
〇創業年 1892年創業 / 明治25年創業
〇営業時間
11:00~19:30
※土・日・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区八丁堀3-21-6
(食べログ)⇒あさだ – 八丁堀/そば [食べログ]

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