岩手県中部で北上盆地のほぼ中央部に位置する県庁所在地の盛岡市。藩主が“盛り上がり栄える岡”の意味で旧城名・地名の不来方(こずかた)から改名したのが地名由来です。わんこそば・ひっつみ(すいとん)等の郷土料理や南部煎餅・盛岡駄菓子・“べんじぇもの(弁財物、独特な餅菓子類)”等の名物があり、南部杜氏の本場で酒蔵も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が点在しています。
1871年創業、南部藩士が明治の船出に名付けた盛岡の地酒 あさ開 (あさびらき)
松尾前バス停から徒歩3分ほど、JR盛岡駅から車で10分前後の場所、岩手県盛岡市大慈寺町に蔵を構える あさ開。1871年(明治4年)、南部藩士だった七代目・村井源三氏が武士を辞め、盛岡で酒造りを始めた老舗酒蔵です。酒蔵の名“あさ開”は、万葉集に収められた、船が早朝に漕ぎ出す歌の枕詞に由来するもの。侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けに重ねて名付けられたそう。仕込み水には敷地内に湧く平成の名水百選の1つ大慈清水を使い、岩手の酒米と日本三大杜氏の一つ南部杜氏の技で醸す日本酒は、全国新酒鑑評会や南部杜氏自醸清酒鑑評会で数々の金賞を受賞しています。昭和旭蔵・製品工場・地酒物産館を巡る酒蔵見学も無料で楽しめる、盛岡の水・米・技を体感できる酒蔵です。
という、あさ開さんの純米酒を購入しました。180mlの細身タイプのボトルです。
ラベルをアップでどうぞ。岩手、盛岡、アサビラキ(カタカナ)、ASABIRAKIと細かく書き込みされているのが素敵。
純米酒なので原材料は米と米麹のみです。精米歩合は70%となります。
この味が岩手らしいかどうかはわかりませんが、お米の旨みをストレートに感じられるどっしり感のある味わいでした。食中酒としても良いけど、お酒だけでゆっくり飲むのも良いかもしれない。
あさ開さんは“侍から商人へ、新時代へ漕ぎ出す”という創業の決意を屋号に込めた、明治4年スタートの老舗店となります。南部杜氏の里の老舗店、ぜひ現地訪問したいです。蔵見学もできるそうなので、寒くなる前に行ってみたいなぁ。