3年毒抜きして食べるフグの卵巣 from あら与 / 石川 白山市 1830年創業 (天保元年)

石川県南部の白山(はくさん)市は、江戸時代は加賀藩領で、2005年(平成17年)に松任市と石川郡2町5村との合併で発足し、市名公募により名峰“白山”に因み命名され、面積は県内自治体で最大、人口は金沢市に次ぎ県内2位です。稲作(こしひかり)が盛んで、トマト・レタス・メロン・松任梨・剣崎なんば(唐辛子)等が栽培されています。堅とうふ・栃餅・かき餅・メロン漬・河豚糠漬・河豚卵巣の糠漬や粕漬・鰊糠漬・醤油・味噌・白山菊酒ブランド(高砂・菊姫・萬歳楽・天狗舞・手取川正宗)等の清酒・あんころ餅等の特産品・名物があり、市内には老舗の料理店・飲食店。和菓子店・和洋菓子店・食品店・醸造会社(醤油・味噌・清酒)・旅館などが複数残っています。

1830年創業、石川県でしか製造を許されない禁断のグルメを作り続ける あら与 (あらよ)

美川駅から徒歩4分ほど、金沢駅から車で30分前後の場所にある あら与。1830年(天保元年)に創業された同店は、石川だけでしか製造を許されていないフグの卵巣の糠漬けを販売されています。フグは卵巣に猛毒を持つことで知られていますが、1年塩漬けし、その後に2年糠につけると無毒化し食べられるようになります。なぜ毒が抜けるのかは科学的に解明されておらず、そのためその製法を変えず作り続けていらっしゃいます。

という、あら与さんからお取り寄せしました。

今回はふぐの子かす漬・ぬか漬・ごりの佃煮等をお取り寄せしています。ふぐの子=フグの卵巣です。

こちらが、ふぐのぬか漬です。スライスしてあります。

フグの卵巣の糠漬けを食べるのは人生3度目ぐらいです。かなり塩気が強く、癖も強いので、なかなか食べ慣れませんが、日本酒との相性の良さ、ご飯との相性の良さは感じます。なんというか、大人の味がして、これぞ珍味!って感じです。お茶漬けにしても美味しいと食べ終えた後に教えてもらったので、今度はお茶漬けにして食べてみようと思います。

↓あら与さんのふぐの糠漬けは、楽天でも購入できますよ。

 

——–あらよ(あら与) 基本情報———-
〇創業年  1830年創業 / 天保元年創業
〇営業時間
・9:00~18:00 (日・祝は10:00〜)
※水曜日 定休日
〇住所
石川県白山市美川北町ル61
(公式サイト)⇒ 【公式】ふぐの卵巣(ふぐの子)ぬか漬け販売|あらよ

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