菓子道楽 新野屋の名題・くろ羊かんと網代焼 / 新潟 柏崎市 1894年創業 (明治27年)

新潟県中央部(中越地方)西端の柏崎(かしわざき)市は、県内人口6位の市で、市域の一部は佐渡弥彦米山国定公園内にあり、稲作が盛んな田園地帯が広がっています。市名は、かつて常緑樹原生地に柏が群生していたことに由来しています。こしひかり(米山プリンセス)・ゆうごう(夕顔)・苺(宝交早生)・柏崎伝統野菜(刈羽節成胡瓜等6品目)・味噌・清酒・ワイン等の特産品や笠島産岩もぞく(もずく)・魚卵塩辛・鱈親子漬・鱈粕汁・のっぺ・鯛茶漬・鯛飯・明治饅頭・笹団子等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店・製菓会社・酒蔵などが多数残っています。

1894年創業、創業当時からの商品・くろ羊かんで知られる 菓子道楽 新野屋

柏崎駅から徒歩4分、長岡駅から車で40分ほどの場所にある 菓子道楽 新野屋。1894年(明治27年)に、新野信太郎氏により和菓子店として創業されました。創業当時からの看板メニューであるくろ羊かんに加えて、1907年(明治40年)には網代焼(あじろやき)を開発し、その時に和菓子はくろ羊かんのみを残し、米菓業へと転向されています。店名の前にある菓子道楽とは「菓子をつくる者もそれを召し上がる方も共にその道を楽しむこと」と初代が定められたそうです。

という新野屋さんからお取り寄せしました。
箱の真ん中に菓子道楽の文字。カッコ良いですね。

今回は、くろ羊かんと、網代焼(あじろやき)のセットを購入しました。

かなりピンボケしておりますが、文字が書かれた印象的なパッケージです。
開けるとこんな感じ。くろ羊かんの名に相応しく、真っ黒!
別カットから。うむ、黒い。切り分けた図。小豆と黒砂糖、寒天で出来ています。このコクのある甘さ、良いなぁ。
網代焼を撮り忘れたので、田舎あられをどうぞ。
木の芽はあおさが入っています。

別タイミングで網代焼を購入したので追記です。手間ひまかけたスローフードって良いコピーですね。パッケージ裏側です。左側に網代焼の説明があります。 読みづらいと思うのでアップで。海老粉・中双糖・塩が味付けのポイントだったのですね。網代焼は工業米菓の先駆けと呼ばれてもより、機械で作る米菓はこれ以前になかったそうです。そのため新野屋さんは現存する日本最古の工業米菓企業となります。 こんな感じの小魚の形をしています。

くろ羊かん、一般的な羊羹よりも深い黒色をしていて、初見だとビックリします。黒糖を使っている分、通常の羊羹と異なる独特の甘みがあり、個人的にはすごく気に入りました。いいな、この羊羹。網代焼も新潟のお米の美味しさと甘ジョッパイ味付けが永遠に食べられそうな印象でした。また食べたいなぁ。

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—— 菓子道楽 新野屋 基本情報———-
〇創業年    1894年創業 / 明治27年創業
〇営業時間
・9:00-17:30 (金・土は18:00まで)
※日曜不定休・12月無休
〇住所
新潟県柏崎市駅前1-5-14
(公式サイト)⇒ 菓子道楽 新野屋

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