東京都大田区の北西部に位置する「南雪谷」は、東急池上線の雪が谷大塚駅を中心に広がる、坂と緑に彩られた閑静な住宅地です。「雪谷」という地名は、江戸時代に武蔵国馬込領「雪ヶ谷村」と呼ばれたことに由来します。その名の起源には諸説ありますが、かつて多摩川で獲れた若鮎を江戸城へ献上する際、鮮度を保つために谷あいの室(ムロ)に雪を保存していたことにちなむという、ロマンあふれる「氷室説」が伝わっています。旧雪ヶ谷村の深い歴史、同潤会が描いた美しい街路、活気ある商店街、そして明神湯に代表される昭和の温かい生活文化が、起伏に富んだ地形の中で静かに調和する大田区北西部らしい魅力的なまちです。
1928年創業、“本物の豆腐”を守り続ける雪谷の老舗 あらいや豆腐店
東急池上線・雪が谷大塚駅出口2から徒歩1分ほど、大田区南雪谷の雪谷商店街に店を構える あらいや豆腐店。1928年(昭和3年)創業の老舗店、平成23年度には大田区認定“おおたの逸品”に選ばれた一軒です。創業以来、“本物の豆腐”をつくることにこだわり、上質な国産大豆と天然にがりのみを使って、一丁一丁ていねいに手づくりしています。近年は3代目・木村哲祥氏を中心に、和食とイタリアンを学んだ4代目世代も加わり、季節のがんもや豆乳スイーツなど新しい商品づくりにも力を入れています。老舗の芯を守りながら、時代に合わせて進化を続ける、南雪谷を代表する豆腐店です。
という、あらいや豆腐店さんの外観。昨日訪問したばかりのお店です。店舗は2代目の時代に改装されたそう。
店頭には東京の豆腐店特集に紹介された際の記事が飾られていました。
店内に入るとお豆腐と、お豆腐のお惣菜がずらりと。日本全国色々とお豆腐屋さんを訪問しましたが、こんな商品ラインナップが豊富なお店は初めてです。
右側にはお揚げ系が。全部が美味しそう過ぎて悩む。
今回は4品買ってきました。左上が豆腐しゅうまい、おからソースコロッケ、梅ちゃんロール、そしておぼろ豆腐です。全部美味しかったのですが、その中でも梅ちゃんロールは衝撃度が大きかったです。お揚げにネギっぽい野菜と梅肉が大量に詰め込まれています。サラダっぽいけど普通のサラダにない物凄い食べ応えでした。
で、おぼろどうふは薬味&だし醤油で頂きました。豆乳の味が濃くってめちゃくちゃ美味しい。この1年ぐらいで食べた豆腐の中では圧倒的No.1かも。

元々あらいや豆腐店さんを知ったのは、近くのスーパーで見つけたこの商品がきっかけでした。この時はにがり本絹を買っています。
みよ、この存在感!
この時はシンプルに鰹節だけで頂きました。シルキーな食感が最高だった!
国産大豆+天然にがりのみで一丁ずつ作る”本物の豆腐”の力を実感できるお店でした。通いたくなっちゃう味わいです。シンプルなお豆腐も最高ですが、3代目が次の世代と一緒に生み出しているお惣菜やスイーツも気になるものばかり。また色々買いに行きたい!