清水次郎長も食べた”あなごや”で、ブランド鰻 共水うなぎを食べた / 静岡 静岡市 1862年創業 (文久2年)

2003年(平成15年)に旧静岡市と旧清水市とが合併した静岡県庁所在地の静岡市は、葵・駿河・清水の3区で構成されています。江戸時代には、初期に徳川家康が駿府城を築城して大御所として君臨し、現・清水港(国際拠点港湾指定)が甲州・西国と江戸との物資輸送中継地の清水湊として栄えました。静岡の地名は、1869年(明治2年)に駿府(又は府中、現・静岡市葵区中心部)の改称に際して賎機(しずはた)山に因んで命名されました。三方を山に囲まれ南は駿河湾に接して温暖な気候で知られ、日本の緑茶栽培が勃興した葵区郊外・安倍川上流地区等の静岡茶、駿河区久能地区等の石垣苺、栽培業発祥地の安倍奥・葵区有東木(うとぎ)地区の山葵、温州蜜柑等の名産品も豊富です。起伏に富んだ地形の市内には日本平・三保の松原等の多くの景勝地があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1862年創業、ブランド鰻と出会い鰻専門店となった あなごや本店

静岡駅から徒歩20分ほどの場所にある あなごや本店。1862年(文久2年)に、旧東海道沿いに創業された料理店です。明治時代には冠婚葬祭に応じる日本料理店となり、清水次郎長も訪れたという同店ですが、約10年前に鰻専門店となりました。それは5代目のご主人である稲森秀明さんが、坂東太郎・大井川共水うなぎと出会ったことがきっかけなのだとか。

という、あなごや本店さんの外観。あなごやだけれどうなぎです(って何万回も言われているのだろうなw)。

こちらが正面から見た店舗。最近リニューアルされたそうで、かなりモダンな見た目なんです。

店内に入りました。坂東太郎・大井川共水の名前が大きく載っています。どちらの鰻も、日本全国で扱っているお店が50軒以下という希少なブランド鰻なのです。老舗食堂での掲載店だと、1875年創業 東京日本橋の高嶋家さんが扱われていますね。

こちらがメニュー。予約なしでお伺いしたのですが、共水うなぎあります、とのことだったので共水うなぎをオーダー。嬉しすぎる…!

で、やってきたのがこちら。鰻重・肝吸い・枝豆・お新香付きです。

ちょっと見てください、この鰻。肉厚でホロホロで、とろける美味しさ。あぁ、ここは天国か…。

テンション上がり切ってたので、別角度も押さえておきました。ここまでテンション上がる鰻は久しぶりだなぁ。
肝吸いもアップで。臭みがなくって超美味い! 店内には、あなごや本店さんが掲載されている雑誌が置いてありました。上述した歴史等はこちらの記事を参考にさせて頂いています。
共水うなぎ、食べるのは多分2度目だと思うのですが、この肉厚さと、肉厚なのにとろけるほどに柔らかい食感が、本当に最高で。勿論、美味しさを引き出す調理方法があってのことですが。これはまた食べたいなぁ。通販でも買えるので、共水うなぎが恋しくなったら、あなごや本店さんから買おうと思いますw。

——- あなごや本店 基本情報———-
〇創業年 1862年創業 / 文久2年創業
〇営業時間
・11:30~14:00
・17:00~20:00
※月曜日・水曜日夜 定休日(月曜祝日は翌日休日)
〇住所
静岡県静岡市葵区新通1-2-3
(公式サイト)⇒ 静岡市のうなぎ(鰻,ウナギ)料理専門店:あなごや本店

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