新潟県中南部の長岡市は、人口が県下第2位で中越地方の中心都市であり有数の豪雪地帯。江戸時代は堀家を経て牧野家の長岡藩・長岡城の城下町で、1870年(明治3年)に支藩・三根山藩からの窮乏支援米を教育費に充てた“米百俵”の逸話で知られています。コシヒカリ・大口蓮根・清酒(清泉等)・栃尾あぶらげ等の特産品や長岡生姜醤油ラーメン・イタリアン・洋風カツ丼・笹だんご等の名物も多数あり、市内には老舗の和菓子店・食品店などが点在しています。
1616年創業、豆腐の製造装置・機器と栃尾の油揚げの製造販売を行う 油屋久助商店 (あぶらやきゅうすけしょうてん)
新町1丁目のバス停から徒歩1分ほど、長岡駅から車で7分前後の場所にある 油屋久助商店。1616年(元和2年)に、菜種や胡麻などから油を絞る油商として創業されています。油だけでなく塩も扱い、明治期には石油産業へ、その後豆腐の原材料や豆腐の製造器の卸売、戦後から現在にかけては豆腐の製造装置・機器や、この地の名物である栃尾の油揚げの製造販売をされています。
という、油屋久助商店さんの本社へやってきました。小売はしていないので外観撮影に来た感じです。油屋久助商店さんのある新町大通りは戊辰戦争の戦闘場所であり、かなりの被害に遭われたそうです。
という、油屋久助商店さんの栃尾の油揚げをお取り寄せしました。この分厚さ最高ですよね。
1つ取り出した図です。栃尾は盆地であり魚介類からタンパク質・脂質が取りづらかったので、油揚げが巨大化した、という説があるのだとか。
パッケージ裏側です。そのままオーブントースターで焼いて等書いてあります。
ということで、今回は2種類です。中央部に切れ込みをいれ、左はネギ・鰹節・出汁醤油で焼いています。右側は真ん中にカニカマを入れ、チーズをたっぷりかけています。
焼き上がりはこんな感じです。
栃尾の油揚げ本当に大好きで、見つけるとつい買ってしまいます。東京のスーパーでも売ってたりするんですよね。今回は5つお取り寄せしたのですが、3日間で全てを消費してしまい、既にもう恋しいです。定期的に買うべき商品の1つだよね、なんて思っています。
↓油屋久助商店さんの栃尾の油揚げは、楽天でも購入できますよ。
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——油屋久助商店 基本情報———-
〇創業年 1616年創業 / 元和2年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
新潟県長岡市新町2丁目1−9
(公式サイト)⇒ 越後栃尾あぶらげ 油屋久助商店